福岡の大動脈ついに「100km4車線」に! 国道3号の“ボトルネック”2月に解消 岡垣バイパスが4車線化
国道3号の岡垣バイパスが、4車線化します。
「最後の2車線区間」が4車線に
国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所は2023年11月17日、国道3号の岡垣バイパス(延長4.0km)が、2024年2月3日に4車線化すると発表しました。これにより、北九州市から福岡市にかけての全区間が、4車線化します。
福岡の大動脈である国道3号は、北九州市~福岡市間が基本的に4車線で整備されていますが、現在、途中の岡垣町山田(山田ランプ付近)から宗像市武丸にかけての岡垣バイパス区間だけが暫定2車線として残っている状況です。
国土交通省九州地方整備局によると、2018年~2021年の4年間に岡垣バイパスで起きた正面衝突事故の発生割合(21.1%)は、県内直轄国道2車線区間の平均(2.1%)の約10倍と高い状況にあるといいます。
岡垣バイパスが4車線化されることで、交通のボトルネックが解消されるとともに、対面通行がなくなることから交通事故の減少が見込まれるとしています。
2月3日当日は、午前に開通式が開かれ、16時から一般車の通行が始まります。また、今回の4車線化にあわせて、山田ランプの福岡市方面と、野間ランプの北九州市方面も新たに開通する予定です。
岡垣バイパスの拡幅事業が完成すると、国道3号は北九州市門司区から佐賀県鳥栖市までの約100kmが4車線になります。
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