スズキ新型「スイフト」正式発表前に“ほぼ”公開済み!? 「小型ハッチ」全面刷新で現行車オーナーは何に期待する?
現行車オーナーが新型に期待することとは
それでは、現行スイフトに乗っているIさん(50代男性・北海道)に、新型スイフトに対してどのような印象を持ったか聞いてみました。
「今回のモデルチェンジはキープコンセプトのようですが、それが逆に現行型を気に入っている人には歓迎されるのではないでしょうか。
私が住んでいる北海道は、雪が降ったり道路が凍結することも多いので4WDに乗っていますが、滑りやすい道路状況でも、スイフトのバランスの良さと車重の軽さを感じます。
新型はプラットフォームも同じなので、新型エンジンが燃費志向なのかスポーティさを残しているのかによってだいぶ印象が変わるかもしれません」

「ライバルであるトヨタ『ヤリス ハイブリッド』のように、30km/L以上の低燃費とはならないのがマイルドハイブリッドの辛いところです。
しかし後席が狭いといわれるヤリスとは違い、スイフトはリアシートに無理なく人が座れますし、個人的には近未来感が少ないスイフトのほうが飽きないと思います」(現行スイフトオーナーのIさん)
現行オーナーのIさんが気になっているのが、安全装備の充実。これは高齢者になるほど気になってくるポイントなのだそうです。
「自分では大丈夫だと思っていても反射神経も落ちているでしょうし、現行でも安全装備は充実していますが、やはり新型のほうがより一層進化しているのでしょうね」(現行スイフトオーナーのIさん)
まだしばらくは現在の愛車に乗り続けるそうですが、次の買い替えのタイミングでは新型スイフトが候補に入りそうとのことです。
「トヨタやホンダに比べると、スズキは質感が足りないとかオシャレ感が低いインテリアがネックでしたが、今回の新型スイフトはそのあたりも改善されていそうです。かなり人気になるのではないのでしょうか」(現行スイフトオーナーのIさん)
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新型では少々残念なニュースがあり、それは現行型には設定されているMTモデルが用意されないかもしれないということです。
せっかくならば残してほしかったとも思うのですが、いまだにMTの有無を気にするのは一部のクルマ好きだけかもしれません。
それでも、使いやすいコンパクトカーを求める人は、新型スイフトを検討する価値は十分以上にあるいえるでしょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。
































