「C-HR」好調のワケ 名は体を表す? トヨタが「らしさ」を捨てたクルマ(写真51枚)
走りすら「らしくない」?
また、走りも完全な欧州テイストです。速度の高いところでのコントロールのしやすさは、これまでの日本車とは完全にレベルが違います。欧州のジャーナリストにも絶賛されたというのも納得です。あまりに車体や足回りが良すぎるので、それに対してエンジンの出力が物足りなくなるほどです。
通常、「走行スピードが低い日本市場では必要ない」「ユーザーがほしがらない」と判断されそうなものですが、「C-HR」はマニアックなまでに欧州テイストの走りを追及しています。
名前にはじまり、デザインも走りも従来のトヨタとは異なるのが「C-HR」の特徴です。ある意味、こうした「脱トヨタ的な部分」をユーザーがしっかりと嗅ぎ取り、今までのトヨタにはない新しさがユーザーに受けたのも、販売ランキング1位獲得の理由ではないでしょうか。
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提供:乗りものニュース