全長5.3m! トヨタに「アルファード」よりデカい「4列シートミニバン」あった! マジで巨大すぎる「グランエース」誰がどう使ってる?

「アルファード」を超える大きさで、豪華さも実現した「超巨大ミニバン」がトヨタから販売されていることは意外と知られていません。それは一体どのようなモデルなのでしょうか。

とにかくデカい!ひたすらデカい!

「大型ミニバン」と言えばトヨタの「アルファード」を思い浮かべる人は多いでしょう。
 
 実際に同車は、2023年6月に登場した新型モデルについても納期が1年以上に到達し、ディーラーが受注を停止せざるを得ないほどの高い人気を誇っています。
 
 しかし、そんなアルファードを超える大きさで豪華さも両立したミニバンが、同じトヨタから今も販売されていることは意外と知られていません。

トヨタ「グランエース」
トヨタ「グランエース」

 その超大型ミニバンの名は「グランエース」。同車は一体どのようなモデルなのでしょうか。

 グランエースは2019年12月に発売がスタートしたばかりの、クルマとしては比較的歴史が浅く新しい車種です。

 その最大の特徴であるボディサイズは、全長5.3m×全幅1.97m×全高1.99mと日本で販売されるクルマとしては巨大そのもの。

 これは現行アルファードのボディサイズ(全長4.99m×全幅1.85m×全高1.93m)をあらゆる面において上回る、まさに破格の大きさと言えますが、最小回転半径は5.6メートルと、意外にも取り回しが良いのは嬉しいポイントです。

 そんなグランエースは、海外専用で販売される大型の「ハイエース(H300系)」をベースに開発されており、持ち前の巨体を活かして最大4列のシートを搭載可能。乗員は最大で8人が快適に移動できます。

 やはり広く快適な室内空間が同車の最大の魅力で、高級な本革キャプテンシート仕様にはロングスライド機能やオットマン機構も装備しています。

 また、乗り降りがしやすいよう乗降部を広く取るなど、後列の「使い勝手」を考慮した様々な工夫が取り入れられている点も魅力でしょう。

 グランエースは車種ジャンルとしては「ミニバン」に分類されるものの、もはや“ミニ”と言える大きさではなく、トヨタでは「フルサイズワゴン」と称して販売しています。

 グレード展開は、エントリーモデル(4列8人乗り)とプレミアムモデル(3列6人乗り)の2グレードが用意されており、車両価格(消費税込)は前者が642万1000円、後者は672万1000円からです。

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