全長5.3m! トヨタに「アルファード」よりデカい「4列シートミニバン」あった! マジで巨大すぎる「グランエース」誰がどう使ってる?
なんで街中で見かけない?誰が買っているの?
そんな巨体に魅力を詰め込んだグランエースですが、年間目標販売台数は600台とかなり控えめ。
実際に、2019年の登場から2022年末時点での累計販売台数は約2000台で、アルファードが同期間に25万台以上を販売していることを考えると、なんと1/100以下となり大幅に差を付けられているのが現状です。

これには、その特徴的なボディサイズゆえにユーザーや利用シーンが限定されることにも原因があるようです。
グランエースの購入者はそのほとんどが「法人」となっており、例えば乗車人数の多さを生かして宿泊施設が送迎用に利用している例や、乗り心地の良さから役員専用の送迎者として企業が活用する事例も。
そのほかには、タクシー会社が貸し切り専用車として用意していたり、小型バスのような用途で使用するためレンタカーにラインアップされているケースがあります。
また、絶対数としては少ないものの個人ユーザーでは、メインカーとして普段の足にする人もいれば、キャンピングカー仕様となってアウトドアシーンで活躍している姿も散見されます。
販売元のトヨタからもキャンピングカー仕様のコンセプトカーが発表されているように、グランエースとキャンプの親和性は思いのほか高いと言えるようです。
その巨大なサイズゆえに、利用シーンとユーザーが限られてしまったグランエースですが、今後もっと普及が進めば、将来的には新しい活用方法が発見されていく可能性も否定できません。
最近ではカーシェアに登録されるケースも増えておりますので、その特別な運転感覚や快適な乗り心地を体験したい人は、一度試してみることをおすすめします。
Writer: くるまのニュース編集部
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