ホンダが新型「プレリュード」を世界初公開! 22年ぶり“車名復活”の「2ドアクーペ」は市販確実!? “現代のデートカー”の意味合いとは

デザインのイメージは“グライダー”?

 当然2ドアクーペであるからにはデザインはより重要です。そのインスピレーションはグライダーだそうで、「スムーズでクリーンなイメージ、大空を滑空するイメージ」から生まれました。

 グライダーは機能の塊であり、空気の流れを計算しつくしています。そうしたところから、「ゴテゴテした加飾もないですが、シンプルという言葉で片付けるにはちょっと違う印象になっているでしょう」と山上さん。特にサイドビューのフロントからリアに向けて2本のキャラクターラインは空気の流れを表しているようにも見えます。

美しいスタイルはグライダーをイメージしたようです
美しいスタイルはグライダーをイメージしたようです

「実は“スポーツ”という当初のコンセプトワードから、デザイナーはサーキットを走るようなクルマとか、戦闘機をイメージする人もいました」とのこと。しかし、前述の社会環境などを踏まえていくと、戦闘機ではなくグライダーに変わっていったそうです。

 そのグライダーですが、スムーズに滑空するイメージが強いのですが、スタント飛行もできます。つまり、プレリュードコンセプトの走りを表現するにもぴったりだったそうで、そこからイメージは広がっていったようです。

 ですから、今回はダイナミクス分野の話はなしだったのですが、そういうところから、「想像して、楽しみにお待ちください」と少し嬉しそうに教えてくれました。

 最後に山上さんは、以下のように語ってくれました。

「本当に私自身、心から欲しいと思いますし、社内でも予約リストができるくらいです。

 この手のクルマは事業を考えると台数も多くは見込めませんが、想定しているお客様は多くいらっしゃることを期待しています。発売日は必ず来ますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います」

 プレリュードの完成度にはかなりの自信がありそうでした。

 2ドアクーペ市場はかなり厳しい状況にあるのは事実です。しかし、そこにプレリュードという新風が吹き込むことで、再び活性化されるのでしょうか。発売を楽しみに待ちたいと思います。

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7件のコメント

  1. 屋根の傾斜が日産Z33みたいだし。フロントはクラウンとプリウスあわせたような~ ホンダのデザインはアキュラよりましだとおもうが~ これだったら最終モデルそのまま出したほうがよかったんじゃね。

  2. バランスが悪い、ケツがデカすぎ。
    2ドアだったらロングノーズ、ショートデッキじゃないとな。

  3. グライダーて?ソアラじゃないかw

  4. どう考えてもプレリュードじゃないだろ、、プリウスでしかない。ヘッドライト全部同じにしすぎ。ダサい

  5. グラスポかと思ったよ。
    で、駆動方式はFFなん?

  6. ホンダ迷走中ホンダらしさがなくなった
    原点に戻るべきだ
    ライトウェイトスポーツ
    コンパクトハッチ

  7. 悪人がニヤリとしてるような顔だな。
    あと今の安全基準じゃ車体の厚みがどうしても出るから
    ちょっとずんぐりした印象であまり惹かれないなぁ。

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