ボッシュが持続可能なモビリティ社会の実現に向けたソリューションをJMS2023で紹介
ボッシュは「ジャパンモビリティショー2023」で、今後の持続可能なモビリティ社会を実現する、ハードウエアからソフトウエアまでの包括的なモビリティソリューションを紹介しています。
自動車機器を中心とした事業展開をするボッシュ(BOSCH)は、「ジャパンモビリティショー2023」で、“Let’s shape the new era of mobility, together.”(モビリティの新しい時代を一緒に形作っていきましょう)をテーマに、持続可能なモビリティ社会を実現するさまざまなソリューションをブースで紹介しています。
ボッシュは、先進運転支援システム、モーション、エネルギー、ボディ&コンフォート、インフォテインメントの5つの主要領域と、それを横断するソフトウエア、ハードウエア、そして半導体、プラットフォーム、サービスなど、モビリティにまつわる広範囲なテクノロジーとソリューションを提供しています。
今回のジャパンモビリティショー2023では、これらのソリューションを8つのテーマに分け、それらを具現化した製品やサービスをブース内のコンセプトカーで紹介しています。
テーマは、次の通り。
・コネクテッドモビリティ:ソフトウエアアップデートやクラウドサービスによる車両の進化
・電動化:電気自動車やハイブリッド車のさらなる普及に向けた技術
・自動運転:レベル3以上の自動運転を実現する技術
・安全性:事故を未然に防ぐ技術
・快適性:ドライバーや乗員の快適性を向上させる技術
・パーソナライゼーション:ドライバーの好みに合わせて車両をカスタマイズする技術
・サステナビリティ:環境負荷を低減する技術
10月26日に行われたプレスカンファレンスでは、これまでの同社のハードウエアの強みに加えて、ソフトウエア・ディファインド・ビークルの実現に向け、現在ではソフトウエアを主軸とする自動車開発のトレンドにも対応していると説明しました。
具体的には、eモビリティ分野ではSiC(炭化ケイ素)チップからコンポーネント、アクティブパーツ、ドライブシステム一式に至るまで、多くのeモビリティ製品をカバーしており、電動パワートレイン市場をリードしているほか、運転支援およびインフォテインメント用のコンピューターだけで、2026年に30億ユーロの売上高を見込んでおり、ソフトウエア・ディファインド・ビークル分野におけるキープレーヤーとしての地位を確立しているとしました。
さらに、日本市場においても、ビークルダイナミクスコントロール2.0を搭載した次世代横滑り防止装置ESCの開発や、RideCare Insightの実証実験など、ソフトウエアソリューションを積極的に展開。また、2023年1月1日付でモビリティ関連事業を再編し、カスタマイズしたテクノロジーとソリューションをワンストップで提供することで、顧客の多様化するニーズに対して、より良く、より迅速に対応していくとしています。
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「ジャパンモビリティショー2023」は、2023年10月26日〜11月5日(一般公開は10月28日から)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催。ボッシュブースの場所は、西展示棟西3・4ホールです。
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