レクサスも間もなく参入! 「小さな高級車」がブームの兆し!? どんな人たちが求めているのか

「小さな高級車」に注目が集まっています。レクサスは今秋、コンパクトSUV「LBX」を投入する予定のほか、日産もすでにプレミアムコンパクト「ノートオーラ」の販売が好調です。どういったユーザーが小さな高級車を求めているのでしょう。

日産やレクサスなどが相次いで投入する「小さな高級車」とは

 レクサスは2023年秋、従来の概念を変える「小さな高級車」を目指したという新型コンパクトSUV「LBX」を発売します。
 
 これまでヒットが難しいとされてきた高級コンパクトカーですが、今どのような人が求めているのでしょうか。

小さいけど「めちゃ高級!」がこれからのトレンドに!?[写真はレクサスの新型「LBX」の内装]
小さいけど「めちゃ高級!」がこれからのトレンドに!?[写真はレクサスの新型「LBX」の内装]

 高級なコンパクトカーといえば、日産「ノートオーラ」の販売が好調です。

 ノートオーラは、2021年8月に登場。前年にフルモデルチェンジした日産のコンパクトカー「ノート」の上級仕様です。

 ノートオーラの車両価格は消費税込で269万円から304万円で、ノート(税込224万円~250万円/NISMOやAUTECHは除く)に対して、およそ50万円も高価となっています。

 しかしこの分のコストは、ノートオーラの魅力向上に目いっぱい使われています。

 遠目だとベースのノートとの判別は難しいノートオーラですが、近くで見れば、全幅が40mm拡大されていることで立派な印象となっており、グリルデザインとLEDヘッドライトのデザイン変更によって目元が細く引き締められたことで、ノートよりもさらにスタイリッシュな印象に。

 LEDのポジションランプや、ヘッドランプ、シーケンシャルターンランプを組み合わせ、Vモーショングリルをライティングで囲った造形は、未来的でかっこいい仕上がりです。

日産が2021年に発売を開始したコンパクトプレミアム「ノートオーラ」
日産が2021年に発売を開始したコンパクトプレミアム「ノートオーラ」

 室内空間の寸法はノートと変わりませんが、シートやダッシュボード、アームレストなど、ユーザーが直接触れるパーツ素材に、高級スーツにも使用されるツイード織物に模した生地を採用。

 アドバンスドドライブアシストディスプレイには、12.3インチの大型液晶パネルが設置されています。

 また、遮音対策が徹底的に施されていることで心地良い移動空間が演出されているほか、運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを埋め込んだ「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」をオプションで設定すれば、リッチなサウンドを聴きながらドライブが楽しめます。

 パワートレインも、2WDと4WDともに前輪の走行用モーターは最高出力100kW、最大トルク300Nm。加えて4WDは、後輪に最高出力50kW、最大トルク100Nmのモーターを搭載します。

 前輪の走行用モーター出力は、ノートに対し最高出力+15kW、最大トルク+20Nmも上昇するなど、余裕が増しています。

 このように内外装の仕上げや走りの違いなどから、ノートとの50万円の価格差にも納得できる内容となっています。

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2件のコメント

  1. vwポロとか、昔からありますやん
    ヨタがそっちの市場も無視できなくなったってだけでしょ
    そんなことより、充電器増設にお金まわしてよー

  2. コレはいい傾向ですね。BMW7シリーズに乗っているけどデカくて日常使いでの取り回しがしづらい。私は運転できるけど妻は厳しいと感じていました。かといって国産も輸入車もコンパクトカーは内装が安っぽくて…。普段使いのしやすい高級車が出るのは大歓迎です。そもそも最近のクルマはデカくなりすぎなので…。

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