レクサスも間もなく参入! 「小さな高級車」がブームの兆し!? どんな人たちが求めているのか

「小さな高級車」を購入するのはどういった人たちなのか

 それではどのような人たちがノートオーラを買っているのでしょう。

 神奈川県にある日産店の販売アドバイザーは、次のように話します。

日産が2021年に発売を開始したコンパクトプレミアム「ノートオーラ」の内装
日産が2021年に発売を開始したコンパクトプレミアム「ノートオーラ」の内装

「ノートオーラの主な顧客層は、子育てがいち段落しミニバンなどから乗り換える50代のご夫婦や、上級セダンやSUVからダウンサイジングしてきた50代から60代の層がメインです。

 次いで、お子さんがいない30代前後の若いご夫婦などとなります。

 そうした方々は皆さん、大きなクルマに乗っていると気苦労も多く、気楽に移動しやすいコンパクトカーが欲しいけど、チープなクルマは嫌だと考えていらっしゃいます。

 そこで、手を伸ばせば届く「ちょっとだけ贅沢」なクルマが欲しいと考える層に支持されているのです」

 販売アドバイザーによると、輸入車などの大型の高級車からの乗り換えも多いといいます。

 高級車が持つラグジュアリー感や上質なインテリアの素材などに見慣れた人たちが見ても、十分に満足いく質感に仕上がっていることが、ノートオーラが支持される理由となっているようです。

 ノートオーラは、コンパクトカー=安くてチープ、という概念を打ち破る仕上がりと、コンパクトカーならではの気軽さをあわせ持ったことで、「クルマは大きいほうが偉い(凄い)」という世間の概念に飽きた人々によって、支持されていることが分かります。

 間もなく正式発売が開始されるレクサスLBXも、そうした人々によって支持される可能性は高いでしょう。

 輸入車を見ても、ドイツのプレミアムブランドでは各社ともコンパクトクラスの売れ行きが伸びており、このような「小さな高級車」の市場は、今後も伸びていくことが予想されます。

※ ※ ※

レクサスが2023年秋に国内導入を予定するコンパクトなプレミアムSUV「LBX」
レクサスが2023年秋に国内導入を予定するコンパクトなプレミアムSUV「LBX」

 すでにイギリス市場では、10月12日にレクサスLBXの詳細が発表されており、2023年3月に納車が始まるとのこと。

 価格は2万9995ポンドから4万545ポンド、日本円で約546万円から約738万円という価格です。

 2023年10月中旬時点で、日本市場での価格は未公表ですが、間もなくと思われる今後の発表に期待したいです。

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2件のコメント

  1. vwポロとか、昔からありますやん
    ヨタがそっちの市場も無視できなくなったってだけでしょ
    そんなことより、充電器増設にお金まわしてよー

  2. コレはいい傾向ですね。BMW7シリーズに乗っているけどデカくて日常使いでの取り回しがしづらい。私は運転できるけど妻は厳しいと感じていました。かといって国産も輸入車もコンパクトカーは内装が安っぽくて…。普段使いのしやすい高級車が出るのは大歓迎です。そもそも最近のクルマはデカくなりすぎなので…。

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