レクサス最上級クーペ「LC」の走りが激変!? 超スポーティに“変身”した違いがスゴい! オーナー参加の試乗会とは
「LC」現役オーナーはどのように感じた?
ショートコースでの本格的な試乗後は、国際的なレースも数多く開催された富士スピードウェイの本コースを、オーナー自身の愛車で走行するという機会も設けられました。
参加車の愛車である20数台のLCは隊列をなしてピットに集結し、レクサスのハイパフォーマンスクーペ「RC F」の先導のもと、4台程度に分けられて走行を実施。
貴重な本コースということもあり、LCオーナーたちは思い思いにドライビングを楽しんでいました。
LCを購入して半年という今回参加したLCオーナーは以下のように振り返ります。
「実はLCを買ってすぐ、中速コーナーを通過するときのリアの感触がとても気になっていて、なんとかならないかなと思っていました。
今回、すでに売ったクルマにもアップグレードできるということで、なんとしても試したいと思って参加しました プログラムとしてすごくイイと思います。なかなかスポーツ走行でもFISCO走るのもハードル高いし、装備などもまもらなくてはいけないので、とても貴重な機会でした」
このように今回の体験試乗は心待ちにしていたといいますが、アップグレードが適用されたLCを乗った感想はどうだったのでしょうか。
「乗った瞬間にわかりました。別物と感じます。
確かに、路面からの振動やノイズが直接伝わってしまうので、マイナス面もあるのですが、前から気になっている箇所が改善されたので、とても気に入りました」
この男性ユーザー以外にも、「全然リアのシッカリ感やコーナリングの安心感が違うと満足していました」といった感想が聞かれ、参加したオーナーはアップグレードの違いを体感することができたようです。
また、「初めて同じ黄色をみました!」などのオーナー同士の談笑があちらこちらで見られるなど、イベントでは新たなつながりも多く生まれていました。
今回の体験試乗会について、LCチーフエンジニアの武藤康史氏は以下のように話します。
「メーカーが直接カスタマイズするという大掛かりなことは初めてですが、既存のクルマに対して、新しいものを提供するという取り組みはまだ試しながらやっていく必要があると考えます。
レクサスは電動化を進めており、今度のジャパンモビリティショーでは電動化がもたらす新しい体験について、展示を行います。しかしLCは特別な存在であり、体験価値を継続的に高めていきたいということで、今回のような試乗会を実施しました。
メインはアップグレードですが、オーナー同士での情報交換もしていただきたいと思いますし、我々もこういう場を大切にしていきたいと思います」
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LCのアップグレードは、12月1日から30日まで予約を受け付ける予定で、2024年1月から順次施工を開始します。
なお、施工はトヨタの堤工場・元町工場(いずれも愛知県豊田市)が担当します。価格(消費税込)は200万円です。
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