ブリヂストンがジャパンモビリティショー2023に出展 「新しい生活や未来に向け、人とモノの移動を支える」がテーマ

ブリヂストンは2023年10月13日、東京ビッグサイトにて開催される「ジャパンモビリティショー 2023」に出展すると発表しました。

EV時代の新技術「ENLITEN」搭載の「TURANZA EV」や「TURANZA 6」展示

 ブリヂストンは2023年10月13日、東京ビッグサイトで10月26日から11月5日(一般公開は10月28日から)に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」に出展すると発表しました。

ブリヂストン ブースイメージ(場所:東2ホールE2201)
ブリヂストン ブースイメージ(場所:東2ホールE2201)

 今回の出展では、ブリヂストンの「断トツ商品」、サステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ活動、ソリューション事業の展示を含めて、人とモノの移動を支え続ける情熱を持って持続可能な社会を実現していくことにコミットする活動を体感できるプログラムを予定しているとのことです。

 製品展示では、ブリヂストンの主力商品である乗用車用タイヤ「TURANZA」シリーズに、EV時代の新たな商品設計基盤技術である「ENLITEN」を搭載した「TURANZA EV」と「TURANZA 6」を出展予定。「TURANZA EV」は、EVの高荷重・高トルクに伴う早期摩耗課題を克服するために、耐摩耗性能を大幅に向上させたタイヤで、再生資源・再生可能資源比率(MCN-Material Circularity Number)50%を実現していると言います。「TURANZA 6」は、欧州市場に求められる、雨天においても安心・安全な走りを実現するウエット性能を向上させたタイヤで、欧州におけるEV化の加速を見据え、耐摩耗性能の向上も実現しているとしています。

 また、世界最高峰のソーラーカーレース「2023 Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」で初投入される「ENLITEN」技術搭載タイヤと、このタイヤを装着したソーラーカーも展示予定。同タイヤは、ソーラーカーの特性や路面の条件などを深く理解し、低転がり抵抗、耐摩耗性能、軽量化に特化してカスタマイズされたもので、サーキュラーエコノミー(循環経済)に寄与するため、再生資源・再生可能資源比率63%も達成していると言います。

 さらに、モビリティの未来を支えるさまざまなソリューション事業や共創プロジェクトの展示として、モビリティデータを活用したモビリティソリューションや、タイヤデータとリアルを組み合わせたタイヤセントリックソリューション、国際宇宙探査ミッションでの使用に向けた月面探査車用タイヤのプロトタイプや、走行中に道路からワイヤレスでEVに給電するシステムに対応したコンセプトタイヤなど、幅広い取り組みも紹介予定です。

 そのほか、ブリヂストンブースでは、佐藤琢磨選手をはじめとしたトップドライバーなど多くのゲストを招き、トークショーやステージイベントを実施予定。また、ドライビングシミュレーターを使い、プロドライバーから直接指導を受けながら気軽にモータースポーツのドライビング技術の向上を目指すことができるeモータースポーツの体験型プログラム「Bridgestone eMotorsport Institute(ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート)」の体験コーナーも設置するとのことです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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