日産が新型「車中泊」カー発表! 高性能ベッド「寝心地」どう!? 「キャラバン マイルーム」実際に“寝転んで”みた!

2023年10月11日、日産は新型「キャラバン MYROOM(マイルーム)」を発表しました。室内に「車中泊」用のベッドを搭載しますが、その寝心地はどのような感じなのでしょう。いち早く試してみました!

「クルマの内装感」を徹底的に排除した「部屋」のような室内

 日産は2023年10月11日、ワンボックス型の商用バン「キャラバン」に新たなラインナップとして「キャラバン MYROOM(マイルーム)」を発表しました。
 
 後部の広大な荷室空間をウッディな「部屋」につくりかえ、そこに可変式のベッドを備えた「車中泊」仕様ですが、気になるのはその寝床の「寝心地」です。そこでさっそく「寝転んで」みました。

もはや「お部屋」そのもの! 日産 新型「キャラバン マイルーム ローンチエディション」の室内
もはや「お部屋」そのもの! 日産 新型「キャラバン マイルーム ローンチエディション」の室内

 新型キャラバン マイルームは、これまでにない斬新な車中泊カーです。

 日産は新型キャラバン マイルームについて、次のように説明します。

「日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいお客さまに向け、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマとして開発したモデルです。

 これまでにない新たなカテゴリーのクルマを目指しました」

 室内には木目をふんだんに使用していますが、そうすることで「クルマの内装感」を徹底的に払しょくしたかったといいます。

 天井にはスポット照明付きの木目調ルーフパネルが備わり、後部の窓にはウッドブラインドも装着され、まさに「部屋」そのものといった雰囲気です。

 後席(セカンドシート)には独自開発による「2in1シート」を搭載し、容易にシートの向きを変えたりすることが可能で、しかも操作感が軽いのも注目したい点です。

 座面と背もたれには、シートの表と裏で硬さが異なるクッションパッドを採用し、走行中(前方向きの着座時)には程よい硬さで乗り心地を確保し、駐車時に後方に向けた際にはソファのような柔らかい掛け心地としました。

 そしてソファ使用時に使えるのが「スライドテーブル」で、好みの位置にスライドさせたうえで自在に固定することが可能です。

 後部に備わる車中泊用の大型ベッド部分は「折りたたみベッド」と「MYROOM跳ね上げベッド」の2タイプから選択できます。

 そのうち折りたたみベッドは2分割式で、片方を用いることで2in1シートとスライドテーブルをはさんで向かい合わせに座るベンチとしたり、リアゲート側に設置してテーブルも固定することで、風景を楽しめるリビングのような使い方も楽しむことができます。

 このように使い方に応じた部屋のカタチに変化するのも、新型キャラバン マイルームのユニークなところです。

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