クルマの「ボディカバー」なぜ最近見ない? 愛車を守るアイテムだけど… メリット・デメリットはなに?

現在でもボディカバーを使用するのはどんなケース?販売されている種類は?

 一方で、現在でもボディカバーの需要は一定数存在しています。前出の担当者は次のように話します。

「ボディカバーは屋外で使うとかえって汚れてしまうため、屋内で使う人が多いです。

 ガレージの中や立体駐車場でほこり対策としての需要があります。

 また、ボディカバーの代替品として、テントを張るタイプのものもありますが、ボディカバーより使用に手間がかかります。

 そのため、カバー掛けをしたいという人は必然的にボディカバーを選ぶ傾向があります」

 代替品の少なさなどからボディカバーを使用することもあるようですが、ほかにもオープンカーに乗っている人や海沿いに住んでいる人などはまだまだ愛用しているケースも多くあります。

 オープンカーの中には屋根部分がソフトトップ仕様も存在し、雨や紫外線などに晒され続けるのはおすすめできません。

ホイール専用のカバーも存在する
ホイール専用のカバーも存在する

 また高級車の場合は普通に駐車していても車上荒らしやいたずらの対象になりやすく、車種を特定されてトラブルに巻き込まれないような対策も可能です。

※ ※ ※

 ボディカバーは正しく使用できると直射日光によるダメージを抑えられるのに加えて、車上荒らしやいたずらなどのトラブルから愛車を守ることもできます。

 ただ、ボディカバー自体が劣化していると、かえってクルマを汚すまたは傷つける可能性もあり、使用方法には気をつけたいところです。 

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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