トヨタが新型「全長5m級SUV」“初”実車展示! “17年ぶり復活”のトヨタ「クラウンエステート」 開発者語る魅力とは

トヨタは2023年10月6日から8日まで、六本木ヒルズにて「クラウンシリーズ」の展示イベント「CROWN STYLE PARK」が開催されました。新型「クラウンエステート」は会場が初の一般展示となるほか、実車の内装が初公開となった点も注目されます。また、このモデルの開発についても語られましたが、どのような内容だったのでしょうか。

トヨタ新型「クラウンエステート」“初”展示!

 トヨタは2023年10月6日から8日まで、六本木ヒルズアリーナ(港区)にて「クラウンシリーズ」の展示イベント「CROWN STYLE PARK」が開催されました。

 16代目“新型クラウンシリーズ”となる4モデルすべてが展示されるなか、新型「クラウンエステート」はこれが初の一般展示となるほか、実車の内装が初公開されました。

”初”一般お披露目されたトヨタ新型「クラウン エステート」
”初”一般お披露目されたトヨタ新型「クラウン エステート」

 2022年7月15日に世界初公開された16代目となる新型クラウンシリーズは、これまでのモデルとは違い、新たに「クロスオーバー」、「スポーツ」、「セダン」、「エステート」の4モデルで構成されています。この中で、2022年9月にはセダンとSUVを融合させた新しいスタイルである「クラウンクロスオーバー」が発売されたほか、2023年10月6日には俊敏でスポーティな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUV「クラウンスポーツ」も発売されました。

 今回、このスポーツの発売と同時に、「クラウンシリーズ」の展示イベント「CROWN STYLE PARK」がスタート。初日にはトークショーなども行われました。

この際、新型クラウンエステートの登場は、シリーズのなかでも一番最後となる2023年度内であることが明示されました。

ワゴンとSUVのクロスオーバーモデルである新型クラウン エステートのコンセプトは、「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、後席のフラットデッキと共に、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる、ワゴンとSUVの融合」。

 パワートレインは、ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車(HEV)もしくは、プラグインハイブリッド車(PHEV)の2種類をラインナップする予定です。

 ボディサイズ(開発目標値)は、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、セダンを除いた新型クラウンのSUVシリーズのなかで最も大きいサイズです。定員は5名となっています。

 エクステリアは、大人の雰囲気が感じられる流麗で落ち着いたデザイン。ボディカラーには、単色(モノトーン)5色、バイトーン(2トーンカラー)5色の全10色を用意します。

 今回実車としては初公開となったインテリアでは、内装色として、ブラックのほかブルーやベージュなど豊富なカラーバリエーションがラインナップされる模様です。後席を倒せばフルフラットとなるほか、シートバックにつけられた“拡張ボード”を前に倒せば、さらなる広大な空間が出現し、車中泊やアウトドアレジャーなどで活躍しそうです。

※ ※ ※

「CROWN STYLE PARK」の初日には、チーフエンジニアの清水竜太郎氏を始め、クラウンの開発に携わったトヨタのキーパーソンが登壇しました。

 この中でも、新型クラウンエステートを担当したという本間裕二氏は、クラウンエステートについて以下のようにコメントしています。

「昨今はお客様の価値観が本当に多様化してきています。ライフスタイルも様々な広がりを見せていると思いますが、そんな中でこのクラウンエステートは、“アクティブキャビン”をコンセプトにしており、仕事にも遊びにも一生懸命なお客様にご満足頂きたい、そんな思いを込めたクルマになるよう、開発を鋭意進めている最中です。

 後席を倒して拡張ボードを開けば、全長2m以上の空間が出現し、サーフボードなど長尺物を積むことができるほか、車中泊を楽しむことができるので、様々な使い方を想像することができるクルマに仕上がっていると思います。

 走りに関しても、荷室にいっぱい荷物が積まれていても“余裕のある走り”が体験できますし、長時間運転していても快適に移動できる…そんなクルマを目指して開発を進めているので、正式発売を楽しみにしていてください」

 さらに、同イベントでは、モデルの秋元梢氏を始めとする4人の世界で活躍するゲストが登壇しましたが、「どのクラウンに乗りたいか」という問に対し4人中3人が“エステート”と回答しました。

 あらゆるライフスタイルに対応する“エステート”の懐の広さが、人気を集めた理由のようです。実際の発売まで、待ちきれません。

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2件のコメント

  1. クラウンエステート・クロスオーバー・スポーツ等々、名前を付けるのは勝手だけど、皆「クラウン」ではない。デザイン・コスパなど全然「クラウン」に値しない。だから、クロスオーバー等半年以上たっても街中でほとんど見たことない。それも皆「ホワイト」である。金色と黒色デザインした女性は、自信をもって宣伝していたけど、1台も見たこともない。で単純に街中を乗るのにAWDやタイヤ大サイズ、FF等中年代をポイントにするのに必要あるのか?また全く高級感がない!プリウスやカローラのクロスオーバーだと言ってもおかしくない。せっかく築いた「トヨタ」の「クラウン」のブランドが台無しだ!「クラウン」のブランドが無くなってしまうのは、残念いや悲しいことである。
    セダンもかつてのクラウンマジェスタサイズであり人気は出ないのは、明確である。
    もう1回、整理して出直したどうでしょうか!素人でも今回のクラウンシリーズは「売れない!」と容易に判断できる。それから、もひとつこれだけのエネルギーを費やすのナンセンスである。この分、「Ev」車に注力すべきでは!実際、中国やアメリカに全く差をつけられるているのが、明白である。

    名前とメールアドレスは、販売員にくれぐれも連絡しないようにお願いします。
    以上、乱筆乱文お許しください。

    • 各メーカー車がデカくなってるから
      クラウンじゃない!と喚き散らす古臭い人間が出てくるのは仕方ない
      スマホを使いこなせず『こんなの携帯じゃない!』と
      発狂しているに違いない
      影響力も購買力もない層なので切り捨てていい

      こんなのカローラじゃない!とか
      こなんのCクラスじゃないとか
      各方面で喚いてる
      時代や周りの流れについていけない人間
      どんな生活を送ってるか簡単に想像できる

      今になってEVってwww
      トヨタはその次の燃料電池や水素もやってる

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