パイオニア「楽ナビ」誕生25周年イベントが東京・二子玉川で開催中! 会場には注目の最新モデルも勢ぞろい
最新カーナビアプリも紹介
パイオニアグローバルシリーズ
日本ではカロッツェリアブランドで知られるパイオニアのナビやスピーカー類ですが、海外ではパイオニアブランドで販売されており、そんなグローバルに展開するアイテムを日本へ導入したのが「パイオニアグローバルシリーズ」です。
今回新たに追加されたAシリーズは、アメリカの「A」も表しており、主に北米市場へのユーザーに向けて開発されたもの。そのため、アメリカンピックアップに採用例の多い、16×24センチの楕円(だえん)型スピーカーをラインナップしているのも特徴のひとつです。
サウンドの味付けもアメリカのユーザーの好みを反映したものとなっており、特に厚みのある低音再生を得意とし、全身で音圧を感じることも可能とのことなので、アメリカ車ユーザーやUSカスタムを楽しんでいるユーザーにはピッタリと言えそうです。
ボックススピーカー「TS-X170」/「TS-X210」
実は根強い人気を誇っているボックススピーカーに待望の新商品が登場。TS-X170はコンパクト設計で、リアトレーなどに設置しても後方視界を妨げることがないので、セダンタイプの旧車やハッチバック車のトノカバーへの設置などにピッタリです。
一方のTS-X210はバスレフ式となっており、ユーティリティーナットなどを使用してラゲッジスペースへの設置も容易となっているため、趣味の相棒として使われることも多いワンボックス系のリアスピーカーとしても重宝しそうです。
もちろんどちらも新商品ということもあってサウンド面でも進化しており、すでにボックススピーカーを装着しているユーザーの代替品としても期待できるアイテムとなっています。
90系ノア/ヴォクシー/ランディ専用スピーカー
新型となり、ドアスピーカーの交換難易度が上がってしまった90系ノア/ヴォクシー/ランディ。それでもいい音でドライブを楽しみたいというユーザーに向けて、ダッシュボードに備わるスピーカーをアップデートすることができる専用スピーカーが登場します。
スピーカー本体とトゥイーター部に適切に角度を付けることでフロントガラスへの反射を低減し、直接乗員に伝える音を増やしたことで、クリアで実態感のある音を実現。
また音の回り込みを防ぎ、豊かな中低域再生と、よりクリアな高域再生が可能となる「フレア形状グリルフレーム」を採用し、ノア/ヴォクシーに最適な臨場感のあるサウンドも実現しています。
さらに専用設計であるため、配線加工や特別な工具も必要なく、内張り剥がしとドライバーさえあれば、DIYで簡単に交換が可能。専用グリルにはヘアライン調のシルバーラインがプラスされていることで、スピーカーをアップデートしていることを静かに主張してくれるのもうれしいところです。
ナビアプリ「COCCHi(コッチ)」
会場では、2023年9月21日に発表されたカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」も紹介。楽ナビやサイバーナビで培ったノウハウをパイオニアが惜しみなく投入した初のナビアプリとなります。
機能を制限した無償プランであれば無料で使うことができますし、月額350円(税込み)の基本プランにすれば、サイバーナビのスーパールート探索に匹敵する複数ルート探索やVICS情報を用いた渋滞情報、車格別ルート、駐車場満空情報など、据え置きナビに匹敵する機能を利用できます。
そしてApple CarPlayとAndroid Autoに対応(基本プランの場合)しているので、据え置きナビへの交換が難しい純正ディスプレーオーディオ車に乗っているユーザーもパイオニアのナビゲーションを楽しめるのも魅力的。現在は1カ月間無料で基本プランを使用できます。
過去から現在まで、パイオニアのアイテムをチェックすることができる「楽ナビ25周年記念イベントは、2023年10月8日までの開催です。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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