ホンダが「スペシャリティ スポーツ コンセプト」をジャパンモビリティショーで世界初公開へ

　ホンダは「ジャパンモビリティショー2023」で新たなスポーツモデルを世界初公開することを明らかにしました。
　
　かねてから存在が示唆されていたスポーツモデルとはどのようなモデルとなるのでしょうか。

　ホンダは2023年10月10月25日から11月5日まで開催されるジャパンモビリティショー2023に、二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機など同社が提供するさまざまなモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを出展します。

　その中でも注目を集めているのが「Honda Specialty Sports Concept（スペシャリティ スポーツ コンセプト）」というモデルです。

　ホンダはこのスポーツモデルについて、次のように説明しています。

「カーボンニュートラル実現のための電動化や、自動運転技術が普及していく中でも、運転する楽しみ（ドライビングプレジャー）を体感でき、乗る人を時間の制約から解放してくれる四輪電動スポーツのコンセプトモデル。“操る喜び”と際立つ個性が、日常からの解放をもたらします」

　この説明からは走りに特化した電動スポーツモデルだということが読み取れます。

　実はこのモデルは2022年4月12日に行われた「四輪電動ビジネスの取り組みについて」という説明会で存在が示唆されていました。

　この際、ホンダは電動スポーツモデルに関して、「スペシャリティ」と「フラッグシップ」というふたつのスポーツモデルをグローバルへ投入していくことを名言しています。

　またホンダは電動スポーツモデルに対して次のようにも説明していました。

「カーボンニュートラルや電動化に挑むなかでも、常にFUNもお客さまに届けていきたいという想いから、操る喜びを電動化時代にも継承し、ホンダ不変のスポーツマインドや、際立つ個性を体現するようなスペシャリティとフラッグシップをグローバルへ投入していきます」

　さらにこの説明会での質疑応答にて、ホンダの三部敏宏社長は、次のように述べています。

「2つのスポーツモデルは電動車となり、日本も含めたグローバル展開を予定しています。

　発売は2020年代半ばを目指して現在開発中です。

　電動化時代でもホンダならではの特徴のある商品にしていきたいと思いますので、ご期待ください」