遠方で“中古車”を購入すると「高くつく」!? 近場では請求されない「別途費用」とは! それでも安くする「オトクな方法」も存在

自分の希望条件に合う中古車を探すとき、他府県まで検索範囲を広げて探す場合もあるでしょう。しかし、自身の在住地域以外で中古車を購入すると、別途費用が発生してしまうといいます。

遠くで「中古車」を買うと高くつく!?

 自分の希望条件に合う中古車が見つからない場合、住まいのある地域だけでなく、他府県まで範囲を広げて中古車を探すこともひとつの手。
 
 当然、対象となるクルマの台数も増えるため希望通りの一台が見つかる可能性が高まりますが、実はその一方で自身の在住する地域以外で中古車を購入すると、別途費用が発生してしまうといいます。どういうことなのでしょうか。

遠方で“中古車”を購入すると「高くつく」!?
遠方で“中古車”を購入すると「高くつく」!?

 中古車を購入した場合には、「新しい所有者の在住地域にある運輸支局」で名義変更を行い、新しいナンバーを登録する必要があります。

 例えば、東京都内在住の人が「同じ東京都内の店舗」で中古車を購入したのなら、手続きは東京都内の運輸支局が行います。

 しかし群馬県や栃木県など、東京都以外の店舗で中古車を購入した場合、購入店舗のある県から都内の運輸支局まで誰かが行って手続きをしないといけません。

 この名義変更は自分で行うこともできますが、手間が掛かるため業者に代行を依頼するケースがほとんどでしょう。

 そのため、遠方で中古車を購入した場合、代行業者は自店舗のある県から購入者の在住地域にある運輸支局まで向かうと同時に車両も移動させ、登録手続きを行う必要があるのです。

 こうした「他地域の運輸局への車両登録や名義変更の代行費用」が「他府県登録費用」と呼ばれるもの。

 この他府県登録費用は、代行手続きにかかるさまざまな諸経費で構成されていて、例えば「行政書士」への代行費用や運輸支局までの移動費、さらにその他諸経費が含まれます。

 代行費用の金額は都道府県によって異なるものの、他府県登録費用の総額はだいたい2万円から4万円となっています。

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