超ド迫力な日産「ゴジラ」現る! 約2730万円のド派手マジョーラカラーが凄すぎて皆、唖然!? 芸術的カスタムの個体とは

海外では「GODZILLA(ゴジラ)」の愛称で親しまれるなど、日産「GT-R」は世界中で高い人気を誇っています。そんなGT-Rをさらに「魔改造」した1台が販売され話題を集めています。

本場のカスタムが施されたGT-R、そのお値段は?

 日産「GT-R」は、海外では「GODZILLA(ゴジラ)」の愛称で親しまれるなど、世界中で高い人気を誇っています。
 
 GT-Rの人気が特に高いアメリカでは、そんなGT-Rをさらに「魔改造」した1台が販売され話題を集めています。

まさに圧巻! 日産「ゴジラ」ことド派手カスタマイズのGT-Rが凄い!(Photo:eBay Inc)
まさに圧巻! 日産「ゴジラ」ことド派手カスタマイズのGT-Rが凄い!(Photo:eBay Inc)

 GT-Rは、海外では親しみを込めて「GODZILLA(ゴジラ)」と呼ばれることがあります。

 その筋肉質なデザインや「怪物的な性能を持つ日本車」であることが由来とされていますが、いずれにせよ、この愛称からはGT-Rが海外のユーザーに大きな衝撃を与えていることがうかがえます。

 実際、2007年にGT−Rが発表された際には、日本円で777万円からという価格でありながら、最高出力480馬力を発揮する3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。

 これにより、最高速度が300km/hを優に超えるパフォーマンスを持つなど、まさに「怪物」と呼ぶべき存在でした。

 そこから毎年のように年次改良が施された結果、2024年モデルのGT-Rの最高出力はベースモデルでも570馬力、高性能モデルの「GT-R NISMO」では600馬力まで高められており、その進化はとどまるところをしりません。

 そんなGT-Rは、日本はもちろん、アメリカの西海岸でも高い人気を誇ります。

 現地では日本車をストリートレーサー風にカスタムするスタイルが定着しており、GT-Rもその対象となっています。

 ただ、GT-Rは車両価格が高額であるうえ、多くの電子制御システムを搭載した現代のスーパースポーツカーであるため、誰でも手軽にカスタムを楽しめるようなクルマではありません。

 しかし、そんなGT-Rを「魔改造」してしまった1台が海外のマーケットプレイスに登場し、話題を集めています。

 アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ郊外のユーザーが販売しているこのGT-Rは、GT3仕様のレーシングカーのようなルックスが特徴です。

 アグレッシブなエクステリアとは裏腹に、マジョーラカラーに塗られたボディは妖艶な印象を与えています。

 さらに、内外装にあしらわれた多くのワンオフパーツによって、唯一無二の存在へ生まれ変わっています。

 たとえば、特徴的なワイドボディキットやGT3仕様のサイドスカート、センター出しのチタン製マフラー、「三代目彫よし」がエッチングを手掛けたウィンドウとホイールなど、ブリッドによるインテリアなどは、すべてこのGT-Rのために仕上げられたものです。

 もちろん、心臓部にもしっかりと手が加えられており、最高出力は719馬力にまで高められています。

 さらに、エアサスペンションの搭載により、公道では適正な最低地上高で走行することが可能です。

 このGT-Rの価格は、18万5000ドル(約2730万円)とされています。

 ベースとなるのが走行距離約3万8000マイル(約6万800km)の2015年モデルのGT-Rであることを考えると、この金額は相場よりもかなり割高なように思われます。

 ただ、出品者は、このGT-Rのカスタムに要した費用は「車両本体価格をふくまずに6ケタドル以上(約1400万円以上)」といい、この価格が妥当であることをアピールしています。

 また、このGT-Rは現地のイベントやカスタムカー専門誌による多くの賞を受賞している有名な個体のようです。

 まさに本場とも言えるカスタムが施されたGT-Rということを考えると、この価格は決して高いものではないのかもしれません。

※ ※ ※

 残念ながら、このGT-Rは出品後1件も入札がなく、2023年9月19日で出品が終了しています。

 やはり、あまりに刺激的な「魔改造ゴジラ」であるだけに、多くのユーザーが尻込みしてしまうのかもしれません。

【画像】「えっ…!」なに…凄くない? ド迫力なゴジラがこちらです!(18枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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