駐車に便利な「360度モニター」どうやって上空から撮影してる? 「後付け」は可能なの? 先進サポート機能の“意外な構造”とは
360度モニターは後付け可能?
このように、車体に取り付けられた複数のカメラで撮影した画像を合成処理することで、さも上空から映しているようにクルマの周囲を見渡せる360度モニター。
非常に便利である反面、高度な仕組みとなっているため、すでに購入済みのクルマや中古車に後から搭載することは出来るのでしょうか。
確認したところ、360度モニターを取り付けたいと思ってもメーカー純正品のものは基本的に「メーカーオプション」となっているため、あくまでも新車購入時に注文する必要があり、つまり後付けすることはできません。
もし購入時に注文していない、または中古車を購入したという場合に360度モニターの装着を希望するのであれば、「社外品」の360度モニターで対応する必要があります。
社外品の360度モニターの価格はピンキリで、2万円から3万円と比較的低価格帯のものもあれば10万円を超えるようなものもありますが、やはり高額な方が合成された映像も綺麗で、さらに映像と実際の位置の精度も高くなっています。
もちろん本体価格に加えて取付工賃も必要で、さらにパーツ脱着が必要となる場合はそれなりの金額になりますので、希望の性能と価格のバランスを見て選択すると良いでしょう。
このように、便利かつ人気のオプションとなっている360度モニターですが、ディーラーの販売員によると「位置によっては映像に映らない部分や物体もある」とのこと。
まるで真上から見ているような映像ですが、それはあくまで合成によるもの。あくまでも補助機能と捉えて過信せず、しっかりと目視も併用して周囲を確認することも大切です。
広角レンズを補正しているから人にもよるだろうが結構違和感があるけどな。
360度モニターはメーカーごとに名前を変えるのは止めて欲しいと思う。自動ブレーキも同じ。
商標権などの問題があるのかもしれないが、購入者側からしたら混乱するだけでメリットが何も無い。
自動車業界全体としてもっと問題意識を持つべき