トヨタ新型「センチュリー」は“防弾仕様”もアリ!? 話題の「オーダーメイド」で“どこまで”できるのか聞いてみた!

ニーズさえあれば「オープンカー仕様」のオーダーもできる!?

 9月6日に行われたワールドプレミア会場では、後席にスライドドア(リンクドア)を備えた「GRMN」[TOYOTA GAZOO Racing(トヨタガズーレーシング)]仕様という、通常のカタログモデルとは大きく異なるカスタマイズモデルが展示されていました。

 さらにプレゼンテーションの画面には、フルオープン仕様に仕立てられた新型センチュリーも映し出され、来場者から驚きの声があがりました。

通常の新型センチュリーはヒンジドア仕様ですが、発表会場には後席スライドドア(リンクドア)に変更し、さらに「GRMN」仕様としたカスタマイズモデルが参考出品され注目を集めていました
通常の新型センチュリーはヒンジドア仕様ですが、発表会場には後席スライドドア(リンクドア)に変更し、さらに「GRMN」仕様としたカスタマイズモデルが参考出品され注目を集めていました

 発表のなかでトヨタは、次のように説明しました。

「今後、お客様一人ひとりのご要望をお伺いしながら、グローバルでフルオーダーにお応えし、より多くのお客様に「Freedom in motion -究極の移動の自由-」をお届けしていきます」

 国内のみならず、海外からのフルオーダーを受け付ける仕組みを構築する計画であることがわかります。

 そこで発表会場に同席したトヨタの商品企画担当に、新型センチュリーのカスタマイズの可能性についてたずねてみました。

「内装の仕立てやエアロパーツといったカスタマイズだけでなく、(今回会場で提案した)スライドドアやオープン仕様も、オーナーのご要望があれば製作する予定です」

 またVIP向けのショーファーカーにおいて、とくに海外などでは警護のための装備を求める需要もあるようです。

 これについては「防弾仕様についても、ニーズがあれば同様にオーダーを受ける予定です」としていました。

※ ※ ※

 新型センチュリーのパワートレインは、3.5リッターV型6気筒のPHEV(プラグインハイブリッド車)で、四輪駆動「E-Four Advanced」と組み合わせ、近距離の走行はBEV(電気自動車)として走行でき、航続可能距離は69kmです。

 また四輪操舵システム「ダイナミックリアステアリング」を設定するほか、後席の乗員の快適性を最優先したショーファー仕様「リアコンフォートモード」を設定した、統合制御「ドライブモードセレクト」を採用します。

 一方で、オーナーがドライブを楽しめるドライバーズカーとしての走行性能も確保しているとし、この点も注目されます。

 新型センチュリーの販売価格(消費税込み)は、2500万円で、個別のオーダーメイドプランに関しては今後詳細な情報を公開する予定です。

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