レクサス新型「最上級ミニバン」日本初公開! 今秋発売の4人乗り「超豪華リアシート」採用 新型「LM」をお披露目
レクサスはイベント「LEXUS SHOWCASE(レクサスショーケース)」会場で、2023年秋頃に発売を予定する新型ショーファーカー「LM」を日本初公開しました。ミニバンタイプですが、展示されたのは2列シート・4人乗りの贅沢な仕様でした。
贅沢過ぎる豪華後席の快適さに驚く!
レクサスは2023年9月15日から16日にイベント「LEXUS SHOWCASE(レクサスショーケース)」を開催し、4月に世界初公開された新型「LM」を日本で初披露しました。
新型LMは2023年秋頃に国内発売を予定するニューモデルです。
今回開催されたレクサスショーケースは、レクサスブランドの多様化と電動化を紹介する報道関係者向けのイベントです。
2023年前半に相次いで世界初公開したレクサスの多種多様なニューモデルを国内初披露しましたが、そのなかの1台が新型LMでした。
初代LMは、中国やアジア地域を中心としたショーファーカー(専属運転手がハンドルを握り、オーナーやゲストが後席に乗る高級車)需要に応えるため2020年に誕生したモデルです。
そして2代目の新型LMは、2023年4月に中国・上海モーターショーで世界初公開されました。
新型LMのボディサイズは、全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm、ホイールベース3000mm。
外観は、次世代レクサスデザインが目指す「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求」をミニバンパッケージにおいて具現化したといいます。
フロント部はレクサス独自のデザイン表現「スピンドルボディ」をさらに進化させ、グリルにボディカラーを採用することで車体と一体でシームレスに表現。
車体上部の開放的なキャビン部と、前後タイヤ部の存在感を強調した造形を組み合わせ、躍動感と上品な伸びやかさを兼ね備えた、新型LM独自のフォルムを実現したとレクサスは説明します。
会場に出展された新型LMは、右ハンドル仕様のプロトタイプモデルで、広い室内空間を後席中心に活用した贅沢な2列シート・4人乗り仕様でした。
ショーファーカーの利用を想定した豪華仕様で、前後席の間には、プライバシーの確保を図るパーティションが備わっているのが大きな特徴です。
パーティションには48インチ大型ディスプレイや見晴らしを考えた昇降ガラス、さらにスピーカーや冷蔵庫、収納、乗降用アシストグリップなどを機能的に配置します。
シンプルな造形とし、乗員の視覚的なノイズとならないような配慮も施されました。
パーティション上部には後席専用「温熱感IRマトリクスセンサー」を装備。乗員と周辺温度を検知し、エアコンやシートヒーターなどを一括コントロールし、快適温度を保つものです。
さらに左右席それぞれに脱着可能なタブレット端末式のタッチコントローラー「リアマルチオペレーションパネル」を装備し、空調やオーディオ、シート、間接照明などを好みの設定に変更できます。
また後席は、乗員を包み込むような形状で大型な左右独立タイプで、オットマン付きの電動シートが備わる贅沢な仕様な点も見どころです。
アームレストとオットマンにもシートヒーターが採用されるのはレクサス車初だといいます。
なお展示車のパワートレインは、2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステム「eAxle」を搭載し、タイヤサイズは225/55R19でした。
レクサスのこだわりとして「心地よく感じる自然な静けさ」という静粛感を重視しながら、ノイズ低減、遮音、吸音の3ステップで静粛性向上に配慮したといいます。
足回りについても、上質な乗り心地を実現する「周波数感応バルブ付きAVS」をレクサス車で初採用したほか、後席の快適性を重視したドライブモードセレクトも設定するなど、フラッグシップのショーファーカーに相応しい快適性を高めました。
新型LMは、2023年秋頃に日本での発売を予定しています。
ただし販売価格やグレード・ラインナップ展開などの詳細はまだ明らかにされていません。
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新型LM以外にも、会場では2023年前半にレクサスがワールドプレミアを果たしたニューモデルが披露されました。
サイズのヒエラルキーを超えた「小さな高級車」という価値を持つコンパクトSUVの新型「LBX」をはじめ、高級本格オフローダーの新型「GX」、そして北米市場向けモデルの3列シートSUV「TX」などです。
レクサスによると、新型TXの国内での発売予定はないといいますが、新型LBXは2023年秋に発売を予定するほか、新型GXについても、2024年中の発売予定であることを今回明らかにしました。
こんな車 誰が乗る
総理大臣、議員、知事、市長 一般人は乗らないだろう。
市長や市会議員が乗るとまた ニュースになるよ