駐車トラブル回避の秘策とは？

　クルマで出かけた際、目的地に到着したときはもちろん、途中で休憩などに立ち寄ったときにも必ずおこなわなければならないのが「駐車」です。
　
　ドライバーにとって駐車は避けて通れないものですが、駐車が上手にできないという人も意外と多いのではないでしょうか。

　また、駐車時のマナーを守らず、ほかの利用者の迷惑になっていることもあり、駐車にまつわるトラブルが後を絶ちません。

　駐車時によくある迷惑行為やトラブルとしては、駐車枠からはみ出している、駐車枠に斜めにとめて隣のクルマの出し入れやドアの開閉の邪魔になっている、駐車枠が空くのを待っていたら、あとから来たクルマが先にとめてしまった、高速道路のSA／PAで乗用車が大型車の駐車マスにとめている、本来駐車してはいけないところにとめているなど、例を挙げればきりがないほどです。

　そんな迷惑駐車に対して、ユーザーからどのような反響があったのでしょうか。

　ショッピングセンターや商業施設の駐車場では、施設の出入り口の近辺とめたい人が多いことから、その周辺が混雑する傾向があり、駐車トラブルも発生しがちです。

　そんなときは、あえて出入口から遠い駐車場にとめるというドライバーが多いようです。

「SAやPA、商業施設問わず、ドアパンチとかバックでぶつけられたくないから、駐車枠がかなり広いところ以外はあえて遠いところを選んでいる」「ドアパンをしたくもされたくもないのと楽に駐車したいので、入口からかなり離れた、みんながあまりとめてないエリアにポツーンととめることが多いです」といったコメントが見られました。

　出入り口から遠い駐車枠は空いていることがあり、むしろ好んで不人気な場所を選ぶことでトラブルを避けられるでしょう。

　また、「ヘコんでいたり傷だらけのクルマ、ぱっと見て分かるレベルの汚いクルマの隣には、お店の入り口が近くても絶対に駐車しません。乗っている人の人間性が分かる」「クルマを止める時は枠内に違和感なく駐車している“キレイなクルマ”の横を選びます。汚いクルマや頭から駐車しているクルマ、年寄りが好む古いセダンタイプ、あとファミリーカーの横には絶対に止めません」と、駐車しているクルマを見て、そのクルマのオーナーの人となりやクルマの扱い方を判断しているドライバーもいるようです。

　ほかにも、「軽など小さいクルマなのに、枠の端どちらかに寄ってとめているのを見ると、何も考えずに運転してるんだろうなと思ってしまう」「軽や小型車なのに明らかに斜めに歪んだ状態でとめていたりする。そして全く気にしていない」「デカいクルマではみ出し、斜め駐車は確かに迷惑です。自分の力量に見合ったクルマを乗ってほしい」など、駐車枠にキッチリととめていないクルマは迷惑という意見もありました。

　なかには、ドライバーが乗り降りしやすいように右側にスペースを多くとって駐車する人もいるようですが、それでは駐車枠の左側に寄っていることになり、隣のクルマの出入りや乗り降りに支障をきたすこともあるでしょう。

　よほど駐車枠が広くない限り、駐車枠の中央に収まるようにとめるのが良さそうです。

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　クルマのサイズはどんどん大型化していく一方で、駐車場・駐車枠のサイズはそうそう変わりません。

　駐車が苦手で上手くとめられないという人もいますが、限られた駐車枠のなかでなるべく周囲に迷惑をかけないようにとめることを心掛けたいものです。