“新色グリーン”の新型「ジムニー5ドア」初公開! 待望の“スズキSUV”販売地域拡大中!? 南ア投入に日本への期待も
2023年8月28日、スズキの南アフリカ法人は、新型「ジムニー5ドア」を同市場で初公開しました。この発表に対し、日本でも様々なコメントが集まっています。
日本にも早く! “オシャグリーン”の新型「ジムニー5ドア」に賛否
2023年8月28日、スズキの南アフリカ法人は、同年8月25日から28日まで行われた南アフリカ最大のモーターショー「Festival of Motoring」にて、新型「ジムニー5ドア」を同市場で初公開。第4四半期までに発売するとしています。
この発表に対し、日本でも様々なコメントが集まっています。
ジムニーシリーズは、世界194の国と地域で幅広く活躍するコンパクト4WD。日本では、このうち軽自動車のジムニーの車体や骨格をベースにオーバーフェンダーなどでサイズを拡張したほか、小型車用エンジンを搭載したモデルを「ジムニーシエラ」という名称で販売されています。
しかし、軽自動車規格は日本固有のもので海外には存在しないため、ジムニーシエラが「ジムニー」として販売されています。
新型ジムニー5ドアは、そんなジムニーシエラの車体を延長し後部ドアを追加した5ドアモデルで、1月12日にインドで開催された「Auto Expo 2023」で公開され、同年6月7日には同市場で販売も開始されました。
ボディサイズは、全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベースは2590mmと、日本で販売されるジムニーシエラに対し、全長は435mm、ホイールベースは340mm延長されています。これによりリアドアの追加が行われ、後席の足元空間や荷室の拡大を実現しています。
通常のジムニーシエラと比較し、エクステリアは専用のメッキパーツ付き5連スロットルグリルを、インテリアには後席に専用のリアシートを、それぞれ新採用。ただし、この専用のリアシートの全幅は3ドア仕様と同じであるため、後席が2人乗りという点に変更はなく、全体として4名乗車のままです。
パワートレインには、最高出力104.8馬力・最大トルク134.2Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、5速MTもしくは4速ATが選択可能となっています。
インド市場においてはスズキ全体で最も売れているモデルとなっているという新型ジムニー5ドアですが、インドでの発表時に中南米やアフリカ市場にも輸出するとすでに公表されており、南アフリカで今回公開されたのも同様のモデルです。
南アフリカ市場における新型ジムニー5ドアの詳細な仕様はまだ公開されていませんが、インドでは用意されない、セレスティアルブルー、グラナイトグレー、メタリックブラック×シズリングレッドのツートン、ジャングルグリーンといったボディカラーが用意されるとされており、今回ジャングルグリーンに塗装された新型ジムニー5ドアが公開されました。
スズキの南アフリカ法人でブランドマーケティングマネージャーを務めるブレンドン・カーペンター氏は、今回の発表について以下のようにコメントしています。
「新型ジムニー5ドアとジムニーの圧倒的な人気により、日本とインドの生産施設は需要に応えるためにフル稼働しています。
南アフリカでは、すでに予約受注を開始しており、今年の最終四半期には販売できるようにしたいと考えています」
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前述の通り生産設備がフル稼働しているという新型ジムニー5ドア。国外では今回のように導入時期が発表されているものの、日本では未だ公表されていません。
そのためか、今回の発表についても、「早く日本でも発売して」「やっぱり5ドアが欲しい」など、日本導入を望む声が多く聞かれました。
また、「これだけ求められているのになぜ」「日本導入しない理由がわからない」など、未導入について、疑問符を投げかける声も聞かれます。
更に、「エンジンはそのままだから結構もっさり感ある?」「日本導入の際はパワーアップしてほしいなぁ」など、パワートレインに対する要望も見られます。
様々な意見が聞かれた新型ジムニー5ドアの販売地域拡大の発表ですが、「ジムニー5ドア不在のうちにミニランクルを!」「パジェロミニもあり!」など、他メーカーにも同様のクルマを登場させればいいのにというユニークな声も聞かれます。
新型ジムニー5ドアについても、導入されないとされているわけではないので、続報に期待です。
つや消しのカラーバリエーション(エンボス加工)も欲しいと思う。汚れが雨や洗車で流れにくいのかもしれないが、無いというのはちょっと残念な気がする。それとも何か理由があるのかな?。
それはですね、求められてないからですよそんな色は。