内外装カラーの選択肢は日本より豊富

　2023年8月3日、トヨタのインド法人が現地向け新型「ヴェルファイア」を初公開しました。日本と少し違うところもあるこの新型モデルに対し、SNSなどではどのような反響があったのでしょうか。

　ヴェルファイアは2008年、アルファードの兄弟車として誕生。日本では2023年6月のフルモデルチェンジで3代目となりました。

　そして今回インドで発売されたのも、この3代目となる新型ヴェルファイアです。

　インドに導入される新型ヴェルファイアは、基本的に日本の仕様と同様ですが、異なる部分もあります。

　パワートレインは、日本は高出力の2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンエンジンモデルと、2.5リッター直列4気筒エンジン＋モーターのハイブリッドモデルが用意されますが、インドはこのうちハイブリッドモデルのみ。

　また、日本の内装色はブラックかサンセットブラウンですが、インドはこれらに加え、日本でアルファードのみに設定されているニュートラルベージュが用意されます。

　ボディーカラーも日本にあるブラック、プラチナホワイトパールに加えプレシャスメタル（シルバー）が用意されます。

　グレード構成は、ベースの「ハイグレード」と、「VIPグレード エグゼクティブラウンジ」の2種類。価格は、ハイグレードが1199万インド・ルピー（約2062万円）、VIPグレード エグゼクティブラウンジが1299万インド・ルピー（約2235万円）です。

　SNSなどでは、「インドで売るとこのプライスになるのね」「決して悪くなくむしろ良い車だと思うが、さすがに2200万円は高すぎ」「関税も乗っかるのでめちゃくちゃ高い」「関税がかかるので特にトヨタが丸儲けしているわけではないようですね」など、価格に驚く声が目立ちました。

　また、「ベージュ内装はいいな。うらやましい」「シルバー良いね」「インドは数少ない右ハンドル地域なので、日本仕様とほぼ同じで販売できるのでは」といった現地仕様に注目した投稿もありました。

　インドにおける新型ヴェルファイアの納車開始は、2023年11月以降となる予定です。