東九州縦貫「国道10号」のボトルネック解消へ 宮崎の「住吉道路」が新規事業化 南北2つのバイパスを接続

宮崎市で計画されている国道10号バイパス「住吉道路」が、2023年度に新規事業化しました。

宮崎市内で6.4kmのバイパスを計画

 国道10号「住吉道路」が、2023年度に新規事業化されました。どのような計画なのでしょうか。

国道10号の渋滞区間を走る救急車(画像:国土交通省九州地方整備局)
国道10号の渋滞区間を走る救急車(画像:国土交通省九州地方整備局)

 国道10号は、北九州市から大分・宮崎を経由して鹿児島市に至る道路です。東九州を南北に走る幹線として重要な役割を果たしています。

 そしてこのうち宮崎市内では、国道10号「住吉道路」が計画されています。

 住吉道路は、宮崎市の、佐土原町下那珂から新名爪までを結ぶ延長6.4kmのバイパスです。

 国道10号の現道はJR日豊本線の日向住吉駅前を通過していますが、道路は2車線で朝夕を中心に慢性的に渋滞しています。住吉道路はその駅前を西側へ迂回し、北側は佐土原バイパス、南側は宮崎北バイパスとそれぞれ接続します。

 国土交通省九州地方整備局によると、住吉道路の整備により渋滞の緩和が見込まれるともに、緊急輸送道路として機能する信頼性の高い道路網の構築や、迅速な救急搬送の支援、物流効率化による産業活動の活性化も期待されるといいます。

 全体事業費は490億円で、2023年度当初予算は5000万円です。

【地図】国道10号「住吉道路」の計画ルートを地図で見る(6枚)

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1件のコメント

  1. 今更てかんじやな、県外では、当たり前。有料道路を、無料にしたりしてるのに、交通の悪さが、経済の悪さ、県外から人が来ない理由やな

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