スズキ「ジムニー」人気の訳はデザインや価格にあり!? 箱型ボディが逆に新鮮! めちゃ売れ本格四駆の反響は?
登場から5年が経過したいまでもスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」の人気は衰えることを知りません。多くの人に支持される理由にはどのようなことがあるのでしょうか。
「ジムニー/ジムニーシエラ」どこが良い?
軽自動車・コンパクトカーながら、本格四駆として性能を持つことで多くのユーザーに支持されているのがスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」です。
ジムニーは初代モデルが1970年に登場。軽自動車枠に収まるコンパクトなボディに、ラダーフレームや副変速機付きの4WDシステムなどを採用し、高い悪路走破性が評価されています。
1981年に登場した2代目ではボディやエンジンを拡大するとともに、小型車の「ジムニーシエラ」を新設定して海外でも展開されました。
現行型となる4代目モデルは2018年にデビュー。丸形のヘッドライトにスクエアなボディデザインなど、原点回帰したようなレトロなスタイリングを採用しつつ、最新の先進運転支援「スズキセーフティサポート」を設定し、安全性能も向上させました。
登場からすでに5年が経過した今でも現行ジムニー/ジムニーシエラの人気は衰えることを知らず、新車注文から納車までに1年待ちともいわれています。
ジムニーの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
SNSなどではジムニーファンと見られるユーザーからの投稿が多く、なかでも多く話題にされているのはデザインに関するものです。
「どこか懐かしさを感じるデザインが良い」「直線的な形がカッコいい! 空気抵抗やら燃費は置いておいて、箱っぽいのが魅力的です」「ジムニーみたいに角張ったやつが逆に新しく見える」など、今時のモデルでは少なくなった四角いボディが好評のようです。
そんななか、ジムニーシエラでは「シエラを選んだのはオーバーフェンダーが一番の理由」「シエラが売れているのはオバフェンがカッコいいから」と、オーバーフェンダーが良いといった声も見受けられます。
軽自動車のジムニーと小型車のジムニーシエラのボディサイズはほぼ同じですが、ジムニーシエラの外観の特徴としてゴツいオーバーフェンダーが装着されていることが挙げられます。
このオーバーフェンダーによってワイドなスタンスが強調され、本格四駆らしさがアップ。購入の理由として挙げられるほど、魅力的な装備となっているようです。
また、価格に関して、「そこそこの価格で本格クロカンが買えるとあれば売れるのは当然」「『ランクル』などは値段が高くて大きすぎるが、シエラはサイズも価格も小さいから日本の道路事情にピッタリ」との意見も。
最近のクルマはさまざまな要因から価格が上昇傾向ですが、155万5400円から208万4500円という手ごろな価格で購入できるジムニー/ジムニーシエラのコスパの良さも、売れている理由のひとつとなっているといえそうです。
さらに、「乗っていて面白いし、ワクワクする」「スポーツカーから乗り換えたけど、ジムニーは本当に楽しい」「クロカン好きな人はジムニーの楽しさを良くわかってる」と、乗っていて楽しいという人ももちろんのこと、その一方でファッションとして購入する人も少なくないといいます。
「最近はファッションとして選ぶ女性ユーザーも多く街でもよく見かけます」「オフロードはジムニー以外ダメという鉄板ユーザーのほかに、ジムニーなら高級外車やレクサスと比較されたって負けない独自性があって、ファッションとして乗る人が増えた」「周りのジムニー好きは若い女性ばかり。しかもMTが良いそう」など、ライト層や女性ユーザーを獲得したのも現行モデルの特徴です。
従来の、仕事で狭い悪路などを走行する必要がある人やオフロード走行を趣味とする人に加え、ワイルドかつレトロで可愛いデザインを採用したことで、いわゆる「ジムニー女子」が増加。
また、昨今のアウトドアブームや豊富なパーツで自分好みにカスタムできることなども、これまで四駆になじみがなかった層からの人気を集める要因となっているようです。
スズキはよくここまでジムニ-を育てたもんだね。思えばホープスタ-が原型を造り、当初は三菱製のエンジンだった。いよいよ会社が倒産という事になり、初め日産に製造権譲渡の話持ち込んだが断られた次に三尾に行くが当時、ジ-プがあり、やはり断わられ、静木修社長が製造権を購入した。残念だったね三菱さん