ホンダが「新型軽ワゴン」初公開! 先行受注開始で「日本イチのクルマ」の状況は? 23秋発売

2023年現在、8年連続で軽自動車販売台数1位を誇るホンダ「N-BOX」がフルモデルチェンジ。8月7日から先行受注をしていますが、現在はどうなっているのでしょうか。

すでに先行受注開始! N-BOXはどんな感じ?

 2023年8月3日にホンダは、3代目となる氏型「N-BOX」を発表しました。
 
 同月7日から先行受注が開始されており、正式発売は同年秋を予定していますが、状況はどのようになっているのでしょうか。 

3代目へとフルモデルチェンジを遂げたホンダ新型「N-BOX」
3代目へとフルモデルチェンジを遂げたホンダ新型「N-BOX」

 N-BOXは2011年に初代モデルが誕生し、2017年には2代目モデルにフルモデルチェンジ。

 歴代を通して居住空間の広さや質感に磨きをかけただけではなく、安全運転システムの「Honda SENSING」を採用など、軽自動車を超えた魅力を持っています。

 初代モデル、2代目モデル共に軽自動車ならび登録車(普通車を含む)で幾度となく年間販売台数1位を獲得。

 いまでは「日本イチ売れているクルマ」といっても過言ではないです。

 今回、満を持して3代目モデルが発表されましたが、どのような進化を遂げたのでしょうか。

 3代目モデルは初代、2代目同様のやや丸みを帯びた箱型のフォルムを継承しつつ、より上質感があるものにシフトしました。

 今回もシンプルなデザインの標準仕様とスポーティなカスタム仕様の2種類をラインナップ。

 標準仕様では「瞳」をモチーフにした上下2分割されたヘッドライトリングを採用し、ポジションランプやウインカー、デイタイムランニングなどマルチファンクションライトにしたことで、よりシンプルな顔立ちになりました。

 またフロントグリルも従来の横スリットから、ドット状のパンチング加工に変更されたこともあり、クルマというよりは家電に近いような親しみやすいデザインに変更されています。

 一方のカスタム仕様は、左右のヘッドライトとグリルを一文字でつなぐLEDライトでワイド感と上質感を演出しているだけでなく、ホンダ初のダイレクトプロジェクションヘッドライトの採用は個性の演出に一役買っています。

 カスタム仕様では従来どおり、フロントグリル、ドアハンドル、テールゲートにメッキパーツが加飾されており、14インチアルミホイールも標準装備となっているので、スポーティさや高級感を望むユーザーにぴったりです。

 また全車共通でフェンダー周りの造形を深くすることで、ワイド感がより強調されて軽自動車にはない存在感を演出しています。

 インテリアは、2代目モデルと比較しても質感や使い勝手は向上していて、水平基調のダッシュボードに変更されたことで視認性が高まりました。

 ほかにもメーターパネルは7インチのTFT液晶メーターを採用して、あらゆる情報の確認に優れています。

 グローブボックスもさらに大型化されており、ボックスティッシュもまるまる収納できるなど細部まで配慮が行き届いています。

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