なぜトヨタ「100系ハイエース」が700万円!? 8万キロ超えの個体なのに… 米国で発見された謎仕様とは

ワシントン州にある中古車販売店では100系ハイエースをベースにしたキャンピングカーが販売され注目を集めています。

100系ハイエースの激レア仕様が700万円…なぜなぁぜ?

 アメリカではトヨタ「ハイエース」の正規販売が行われていません。
 
 しかし、ワシントン州にある中古車販売店では100系ハイエースをベースにしたキャンピングカーが販売され注目を集めています。

なぜ1996年式&走行距離8万キロの個体が700万円超えなのか?
なぜ1996年式&走行距離8万キロの個体が700万円超えなのか?

 圧倒的な機能性と手の届きやすい価格、そして世界トップレベルの耐久性を持つハイエースは、日本を代表する商用車としてさまざまなビジネスシーンで活躍しています。

 ハイエースの歴史は古く、初代の登場は1967年にまでさかのぼります。

 現在販売されているのは5代目(200系)ですが、2004年以来フルモデルチェンジが行われていない超ロングライフモデルとなっています。

 また、ハイエースは海外でも高い需要を誇っています。

 特に東南アジアでは絶大な支持を集めており、日本と同じく、国民の生活を支える重要な存在として人々に認識されています。

 一方、ハイエースはキャンピングカーのベース車両としても高いニーズがあります。

 ハイエースをベースとしたキャンピングカーは「バンコン」と呼ばれ、トラックをベースとした「キャブコン」に比べて、一般道での取り回しや駐車スペースの確保に優れるなどのメリットがあることから、より手軽なキャンピングカーとして注目を集めています。

 そんななか、キャンピングカーの本場であるアメリカでは、ハイエースをベースとしたキャンピングカーが販売され話題を呼んでいます。

 ワシントン州エヴェレットの中古車販売店「JDMOFFROAD」で販売されているのは、1996年式の4代目(100系)ハイエースをベースにしたキャンピングカー「クルージング キャビン」です。

 日本のキャンピングカーメーカーであるトイファクトリーによって製作されたこの1台は、上級グレードの「スーパーカスタムG」がベースとなっています。

 エクステリアデザインは一見するとノーマルのようですが、大人2人が就寝可能なポップアップルーフが備わっています。

 インテリアは、運転席の後方にコンパクトなキッチンとカウンタースペースが据え付けられており、シンクや冷蔵庫、ガスコンロなどが用意されています。

 また、専用のバッテリーによって、エンジンを切った状態でも室内のシステムに電力を供給するほか、車両後方部にはミクニ製のディーゼルヒーターが搭載されています。

 室内の架装が最小限に留められていることもあり、通常時では最大7人の乗車が可能です。

 フルフラットではないものの、2列目と3列目のシートを倒すことにより大人が余裕をもって横になれるベッドを登場させることが可能です。

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