なぜトヨタ「100系ハイエース」が700万円!? 8万キロ超えの個体なのに… 米国で発見された謎仕様とは

アメリカでハイエースキャンピングカーが700万円! そのワケは?

 クルージング キャビンに搭載されるのは、名機として名高い3リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンの「1KZ-TE」です。

 最高出力130PS/最大トルク289.3Nmのパフォーマンスを持つこのエンジンにフルタイムAWDが組み合わされたグランドキャビンは、アメリカの高速道路や峠道も楽に走破できそうです。

 アメリカではこれまでハイエースが販売されたことはありません。そのため、このクルージング キャビンも日本から輸入された右ハンドル仕様のものとなっています。

 日本では100万円程度から探すことのできるクルージング キャビンですが、今回発見された個体は、8万kmを超える走行距離を感じさせない極上のコンディション。

25年ルールで右ハンドルでも走れるハイエース。内装はどうなっている?
25年ルールで右ハンドルでも走れるハイエース。内装はどうなっている?

 そのこともあり、4万9000ドル(約715万円)というプレミア価格が掲げられています。

 なお、このクルージング キャビンは、アメリカのキャンピングカーレンタルサイトにも登録されており、1泊200ドル(約2万9000円)から利用することができるようです。

※ ※ ※

 右側通行を採用しているアメリカでは、右ハンドル車で公道を走ることは容易ではありません。

 ただ、製造から25年が経過した車両については各種法規制が免除されることから、右ハンドル車の登録・走行もできるようになります。

 このいわゆる「25年ルール」によって、1990年代の日本車がアメリカに渡っています。

 日産「スカイライン GT-R」のような国産スポーツカーがその代表例ですが、今回発見されたクルージング キャビンのような特徴のあるクルマが、現地のユーザーから注目されているようです。

【画像】なんで8万キロ超えて…700万円? 理由はコレです!(23枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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