東北道は40km+45km…高速の下り渋滞は11日がピーク! 各路線の渋滞予測は? 休日割引はある?

高速道路各社が、2023年8月お盆期間の渋滞予測を発表しています。8月11日は下り線でピークを迎える見込みです。

東名も45km渋滞

 お盆休みをふるさとや行楽地で過ごす人々で、高速道路では激しい渋滞が予測されています。

 2023年は、3連休の初日である8月11日が、下り線の混雑のピークを迎えるとみられます。高速道路各社が発表している11日の特に長い渋滞予測は次のとおりです(順に渋滞の先頭、ピーク時の渋滞長、およその所要時間を記載)。

渋滞の様子(イメージ)
渋滞の様子(イメージ)

●首都圏から
・東名:下り秦野中井ICで45km・110分

・中央道:下り相模湖ICで45km・135分
・圏央道:外回り八王子JCTで20km・60分、内回り八王子JCTで25km・75分
※下り双葉JCTでも10kmの渋滞予測あり。

・関越道:下り高坂SAで30km・60分
※下り嵐山PA、藤岡JCT、駒寄PAとさらに上信越道の甘楽PAでも各10kmの渋滞予測あり。

・東北道:下り羽生PAで40km・80分、矢板北PAで45km・110分、福島トンネルで25km・75分、三本木PAで15km・45分

・常磐道:下り守谷SAで15km・30分、土浦北ICで20km・40分、日立中央ICで15km・40分

・京葉道路:下り貝塚ICで15km・45分
・東京湾アクアライン:下りアクアトンネルで16km・135分

●中京圏から
・東名:上り岡崎ICで20km・50分
・名神:下り尾西バス停で15km・40分、旧山科バス停で30km・150分

●阪神圏から
・名神:上り大津ICで30km・120分
・新名神:下り川西ICで15km・75分
・中国道:下り西宮名塩SAで20km・80分
・第二神明+阪神高速3号神戸線:下り名谷JCTで33km(所要時間の予測なし)
・神戸淡路鳴門道:下り北淡ICで25km・75分

●福岡から
・九州道:下り筑紫野ICで25km・75分

 多くの路線は午前中を中心に混み合いますが、東名・中央道・関越道・東北道はそれより早い未明・早朝から激しい混雑が始まる見込みです。

 このほか、北陸道はリニューアル工事に伴う対面通行規制の影響で、下り能美根上スマートICで15km・40分、上り美川ICで15km・40分の渋滞が予測されています。

 なお、お盆期間の11日(金・祝)・12日(土)・13日(日)は渋滞の激化を避けるため、ETC車を対象とした休日割引は適用されません。

 高速道路各社は、上り坂での速度低下に注意すること、車間距離をつめ過ぎないこと、車線変更を控えめにすることなど、渋滞緩和につながる運転を呼び掛けています。

 また、混雑時期は事故が多発することから、高速道路を走る際は全席シートベルトの着用や、こまめかつ早めの休憩を心掛けてほしいとしています。

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