「あっ…やっちゃった!」 クルマを擦ったらすぐ修理してる? 小さなキズが及ぼす「大きなダメージ」とは! 売却時に影響も
クルマのキズはDIYでも直せる? 修理の相場とは
では、もしもクルマをこすってキズが付いた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

先述の中古車ディーラーの整備士に再び話を聞きました。
「まず挙げられる方法が、ディーラーや修理工場などプロにキズを見てもらい、適切に修理してもらうことです。
そのほかの手段としては、多少手間はかかりますが『タッチペン』などを使用して自分で修理することも可能でしょう」(中古車ディーラーの整備士)
プロに修理を依頼する場合、キズの程度や範囲によって費用が大きく変わるため、1万円ほどで済むこともあれば、3万円から5万円というケースも珍しくありません。
さらにパーツそのものを交換するとなれば、10万円近い修理費を覚悟する必要もあるでしょう。
一方で、自分で修理するのでしたらカー用品店で購入できるタッチペンやコンパウンドなどの道具さえ揃えば対応が可能。数千円程度にコストを抑えることができます。
ただし、クルマのキズは慣れないうちはキレイに修復することが難しく、またキズの程度によってはDIYでは対処しきれないこともありますので注意が必要です。
とはいえ、金属の地が見えるほどのキズは極力後回しや放置しないで早めに対処することが鉄則。
もしクルマをこすってしまったら、念のためにもディーラーや修理工場でキズの深さを確認してもらい、キズが深いようであれば、いずれかの手段で早めに修理することを検討してください。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。



















