ホンダ新型「N-BOX」は「軽クラス超え」内装を採用!? “日本一売れてる軽”新モデルのインテリアデザインとは?

ホンダは2023年8月3日、新型「N-BOX」を先行公開しました。なかでもインテリアでは軽自動車クラスを超えた上質なものを設定しています。

「軽を超えた」!? 新型「N-BOX」の内装は

 ホンダは2023年8月3日、新型軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」を先行公開し、今秋からの発売を予定していると明らかにしました。
 
 新型では多くの刷新がおこなわれるなか、インテリアは機能性を高めるとともに質感の高い仕上がりとなっていることが特徴です。

新型「N-BOX カスタム」の上級モデル「コーディネートスタイル」
新型「N-BOX カスタム」の上級モデル「コーディネートスタイル」

 初代N-BOXは2011年に誕生。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用することで低重心化を図るとともに、軽スーパーハイトワゴンクラスでは最大クラスとなる広い居住空間を実現したことが特徴で、発売からまもなく高い人気を博しました。

 その後登場した2代目では、新たに安全運転支援システム「ホンダ センシング」を採用し、安全性能が向上。

 今回、約6年ぶりのフルモデルチェンジで3代目となった新型では、安定感のある四角いフォルムを基本に、造形そのものから上質さが感じられるデザインとしつつ、見通しが良く運転がしやすい視界を実現したといいます。

 ラインナップは標準モデルと、初代から設定されているエアロタイプグレード「N-BOXカスタム」を引き続き設定。

 エクステリアは初代からイメージを引き継ぎながらも、より洗練されたものになりました。

 標準モデルでは、ヘッドライトが丸目基調になっているだけでなく、中心部を分割した瞳のような独特の形状を採用しており、レンズカバーも光の反射を考慮して凹凸のある凝った造りになっています。

 カスタムでは全体的にロー&ワイドな見え方と空力性能を配慮したデザインで、一文字形状とダイレクトプロジェクション式LEDを組み合わせたヘッドライトや、複雑な形状のフロントグリルを採用し、存在感を高めています。

 インテリアは両モデルとも直線基調のデザインですが、標準モデルでは明るいグレーをベースにダークグレーを取り入れた2トーンカラーのコーディネートとすることで、リラックスできる空間を演出。

 一方で、カスタムでは専用装備として新たにアンビエントライトを装着したほか、エアコン吹き出し口などのインパネやドアトリム、2本スポークのステアリングにはシルバー加飾を設け、大人なムードを演出しました。

 シート素材は通常のファブリックに加え、滑らかな触り心地のプライムスムース生地を用いたコンビシートを設定。

 さらに、カスタムをベースに内外装の質感を向上させた上級モデル「コーディネートスタイル」グレードではプライムスムース素材がシート全面に用いられ、ドアトリムや本革巻ステアリングにはグレーのステッチを施し、軽自動車クラスを超えた上質な仕上がりとなっています。

※ ※ ※

 なお、新型N-BOXの正式な発売は今秋を予定し、先行予約は8月から開始する予定です。

 詳細情報なグレードや価格などは、発売時期が近づくにつれて明らかにされるとみられます。

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