眩しすぎる「フォグランプ」常に点灯はNG! 無意味に前後を照らしてない? 間違って使ってる人なぜ多い?
教習所では教えてくれない! フォグランプの正しい使い方
フォグランプの正しい使い方は、よく考えてみると教習所で習った記憶がありません。さらにはバックフォグにどのような効果があるのか、後続車はどれくらい眩しいのかといったことは誰も教えてくれません。
それでは上手く使いこなせないのも当然ですが、なぜ教習所では教えていないのか、都内の教習所に勤務経験がある元教官I氏に話を聞いてみました。
「これは教習所の落ち度ともいえるのですが、基本的に市街地での一般走行を念頭に置いた教習になっている結果だと思われます。限られた講習時間で運転スキルを身につけていただくカリキュラムになっており、その限られた時間内で教える項目が多く、使用頻度の少ないフォグランプは聞かれない限りお答えしていないのが現状です」
それでは、元教官として考えるフォグランプの正しい使い方とはどのようなものなのでしょうか。
「その目的や性能を考えると、フォグランプはあくまで補助灯であり、しかも視界不良の状態で使用するものという大前提があります。さらに自車の視界を確保する目的より、むしろ視界不良の状態で自車の存在を周囲にアピールするための補助灯と考えられます」(教習所元教官 I氏)
この「視界不良時に周囲に存在をアピールするため」が第一目的なのですから、通常はヘッドランプのロービームや周囲にクルマがいないときはハイビームで走行すべきで、フォグランプは極力使わないほうが良いとI氏はいいます。
「誰だって暗い夜間走行では明るい光で前方を照らしたいものです。ただ光が左右に拡散しやすいフォグランプは、対向車や前走車にも眩しさを与えていると利用者は考えるべきです。本当に必要なとき以外は使用しない、これが正しい使い方だと思います」(教習所元教官 I氏)
そしてバックフォグランプは、余程の悪天候や視界不良でなければ点灯しないのが鉄則。あの目に刺さる、ブレーキランプとは違う赤色ライトの眩しさは、それだけで後続車のドライバーをイラっとさせ、それこそ「あおり運転」を助長することにもなりかねません。
「最近はゲリラ豪雨や線状降水帯の発生などで天候が急変しやすくなっていますが、そういった悪天候で自車の存在をアピールする必要がある場合は良いと思います。ただしヘッドライトと同様に常時点灯していた人は、電力を消耗しながら周囲から反感を買ってきただけですので、フォグランプはエマージェンシー用と意識改革すべきです」(教習所元教官 I氏)
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住環境や周囲の道路状況にもよりますが、霧や大雨、大雪など本当に視界不良な場合以外は、できる限りフォグランプの使用を控えたほうが良さそうです。
夜中に鹿まみれになってる峠や限界集落等を走る際にヘッドライトだけでは視界不足なので点灯してますね。
もちろんその区間だけ点灯ですけど。
そもそも、掲載記事間違ってます。基本的に純正のフォグランプであれば車体前方約1〜10mが照射範囲。ロービームより短いです。なので、対向車が眩しく感じる範囲ではありません。
問題なのは、社外製の光量が高いフォグランプを使用してること自体です。フォグランプを使用することは自車を周囲に認知させるためとして使用される。視界不良に限った話しではありませんし罰則はありません。にも関わらず、視界が良いときにフォグランプを使用してはダメというような記事の書き方はどうかと思う。
光量多いフォグランプは車検に通りませんよね。フォグランプと言っても実は広角とスポットがあり、また主ライトより平行もしくは下の取り付け規則があります。照射範囲はご指摘通りです。リヤフォグランプは点灯してる奴は粋がって、ぶっ飛ばすタイプに多いです。霧発生時以外に点灯すると道交違反に当たります
理由や理屈は、関係ない。対向車が眩しいと感じるバカライトを点けっぱなしで走ることがカッコイイと思うバカには、つける薬も無いしあってもバカには効くまい。
街中では、ほとんどフォグライトって使っても意味がないときのほうが多いですよね。
それよりもスポットライトが必要な時が多いです。夜中に130kmぐらいで走っていると、先が暗くて見えなくてアクセルが踏めない時がありますよね。こういう時には、先を照らしてくれるスポットライトがあるとさらにアクセルが踏めます。