クルマのガラスに付いている「謎の黒いツブツブ」は何の意味? 視界の邪魔にならない? 運転手にはありがたい存在だった
ガラスには黒いツブツブだけじゃない! ホンダ車の「謎の▲マーク」の正体は?
このように、謎の黒いツブツブはまぶしさを抑えるためのものであるため、ドライブレコーダーなどをこのツブツブの上から貼り付けることに問題はありません。
ただし、フロントガラスには装着できる位置に制限があため注意が必要です。
センターバイザー以外にも、クルマのフロントガラスにはさまざまな機能が備わっています。
たとえば、ほとんどすべてのクルマのフロントガラスには、合わせガラスが採用されています。
合わせガラスは、ガラスとガラスの間に中間膜を挟み込むことで、事故などで強い衝撃を受けた際でもガラスが飛び散りにくく、視界を確保し続けることができるというメリットがあります。
ちなみに、日本では1987年以降に生産されたクルマには、フロントガラスに合わせガラスを使用することが義務となっています。
さらに、一部の高級車などでは、合わせガラスの中間膜に防音効果のあるものを使用することによって車内の静粛性を高めているものも存在。

また、2010年以降に販売されているホンダ車のほとんどには、フロントガラスの両端に小さな三角マークが焼き付けられています。
これは、ドライバーが2つの三角の頂点を結ぶラインを無意識に認識することによって、運転中の視線移動が安定し、車幅感覚をつかむ手助けになるなどの効果が得られるという特許技術です。
このように、クルマのフロントガラスにはふだんはなかなか気が付くことのできない、さまざまな機能が備わっているようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










