「えっ…クルマが壊れる!?」 ブレーキからの「異音」に注意! 気になる「キーキー」音の原因と解消方法は?
クルマを運転していると、ブレーキを踏んだ際に「キーキー」といった音が出ることがあります。これは「ブレーキ鳴き」と呼ばれる現象ですが、一体どうしてブレーキ鳴きは発生するのでしょうか。
気になるブレーキからの「異音」原因と解消方法は?
クルマを運転していると、ブレーキを踏んだ際に「キーキー」といった音が出ることがあります。
これは「ブレーキ鳴き」と呼ばれる現象ですが、クルマを安全に停止するための制動装置であるブレーキから異音が聞こえると、どうしても不安になってしまいます。
一体どうしてブレーキ鳴きは発生するのでしょうか。
ブレーキ鳴きが起こる理由について、中古車ディーラーに勤める整備士に話を聞いたところ、以下の回答がありました。
「ブレーキを踏むと『キーキー』音が鳴る原因としては、ブレーキが錆びていたり、あるいは冷えていたりすることが多く挙げられます。
例えば、湿気のある場所にしばらくクルマに停めていたり雨を浴びた後には、ブレーキディスクなどのパーツにサビが浮きブレーキ鳴きが起こりやすくなります。
また、冬などの寒い時期はブレーキの部品に使われている金属が寒さで縮み、ブレーキを作動させた際に音が鳴りやすくなるのです。
この2つが原因であればあまり心配はいりません。
しばらく走ることでサビが取れたりブレーキが温まるので、じきにブレーキ鳴きは収まるでしょう(中古車ディーラーの整備士)」
なるほど。ではブレーキが鳴っていてもとくに心配をする必要は無いのでしょうか。
「いえ、多くの場合は先述の2つの原因でブレーキが鳴っているのですが、もし『ずっとブレーキ鳴きが続く』のであれば、ブレーキに何らかの異常や問題が生じている可能性も考えられます。
そのひとつが、「ブレードパッドの摩耗」です。
そうでなくてもブレンボは鳴きます。