三菱がタフ顔「新型モデル」世界初公開! 12年ぶり日本で発売、反響は? 斬新デザインの「トライトン」はどんなモデルなのか

三菱が、ピックアップトラック「トライトン」を約9年ぶりにフルモデルチェンジし、タイで世界初公開。さらに日本で約12年ぶりに販売することを明かしました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

精悍マスクの新型「トライトン」デビュー

 三菱自動車は2023年7月26日、約9年ぶりにフルモデルチェンジしたピックアップトラックの新型「トライトン」を、生産拠点のあるタイ・バンコクで世界初公開しました。
 
 今後、アセアンやオセアニアなど世界で順次展開されるほか、日本でも約12年ぶりに2024年初頭から販売されます。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

三菱の新型ピックアップトラック「トライトン」
三菱の新型ピックアップトラック「トライトン」

 トライトンは、世界およそ150の国と地域で販売される、三菱にとって重要な世界戦略車です。

 かつて日本でも販売された時期がありましたが、先代モデルは未導入でした。その先代モデルは2014年に登場し、2018年にマイナーチェンジを実施。三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用した力強いスクエアな形状のフロントマスクを特徴とし、4ドア・5人乗りのダブルキャブをはじめ、用途や仕向け地に応じた複数のボディタイプを用意しています。

 今回発表された新型トライトンは、三菱でかつて販売されていたピックアップトラック「フォルテ」「ストラーダ」から数えると、6代目のモデルとなります。

 新型は、新開発のラダーフレームと、新設計のダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、リーフスプリング式リアサスペンションを採用するなど全てを一新し、「優れた走破性と良好な乗り心地を高次元で両立」(三菱)させたといいます。

 パワートレインも、摩擦損失を大幅に低減して環境性能を向上するとともに高出力化を実現したという新開発のクリーンディーゼルターボエンジンを搭載しました。

 外観は、ボディサイズをひと回り大型化するとともに、水平基調で力強いスタイリングに。フロントには猛禽(もうきん)類をイメージしたという眼光鋭い表情のデイタイムランニングランプを採用し、ランプ下部には立体的な3連ヘッドライトを組み合わせ、強い存在感とたくましさを表現したといいます。

※ ※ ※

 この新型トライトンの登場にSNSでは、「マジかっこいい」「こんな好みに刺さるクルマは久々」「イカついなぁ。いいじゃん」「この顔は良いと思う」「これは欲しい」など、肯定的な反響が多く見られます。

 特に「ムチムチ感めっちゃいいな」「この無骨感がたまらなく好き」など、強くたくましい見た目に好感を持つユーザーが目立ちました。

 また、日本導入に対しても驚きと歓迎の反応が大半を占めています。

 現在、日本国内で新車販売されているピックアップトラックはトヨタ「ハイラックス」のみであることから、SNSでは「ハイラックスにライバル出現ですね」「ハイラックス一強にようやく対抗馬が」「日本でピックアップトラックの選択肢が増えるのは喜ばしい」など、貴重なピックアップトラックの新型登場を歓迎する意見も多くありました。

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