高速道路初! 東名下り足柄SAに「水素ステーション」開設 大型商用車にも対応
東名高速下りの足柄SAに、高速道路のSA・PAでは初めての水素ステーションがオープンします。
9月15日オープン
NEXCO中日本と中日本エクシス、岩谷産業は2023年7月26日、東名高速下りの足柄SA(静岡県御殿場市)で整備を進めている水素ステーションが9月15日14時にオープンすると発表しました。
高速道路のSA・PAに水素ステーションが開業するのは、全国で初めてといいます。
2023年6月に改定された国の「水素基本戦略」では、2050年のカーボンニュートラル達成に向けたビジョンの1つとして、水素ステーションは、乗用車のみならず大型商用車などのニーズにも対応し最適な整備を進めていくとされています。
NEXCO中日本は、すでにSA・PAでEV(電気自動車)充電設備の拡充などを進めていますが、今回、さらに水素ステーションも設置します。
名称は「イワタニ水素ステーション 足柄SA」です。営業時間は朝8時から夜20時まで。供給方式は液化水素貯蔵(オフサイト型)で充填は2口です。平均300Nm3/hの供給能力を有し、大型トラックへの短時間の充填も可能といいます。
今後、下り足柄SAの水素ステーションの利用状況やFCV(燃料電池車)の普及状況などを踏まえ、高速道路への展開を検討していくということです。
また、岩谷産業は現在、高速道路外で53か所の水素ステーションを営業中であり、今後も全国で水素ステーションの整備を進めていく方針です。
少しずつ前身ですね。