冬でもタイヤをカッコよく見せたいあなたにピッタリ！

　住友ゴム工業は2023年7月21日、同社のSUV用スタッドレスタイヤの新製品として、昨今需要の高まりを見せる小型SUV用、DUNLOP(ダンロップ)｢GRANDTREK XS1（グラントレック エックスエスワン）｣を9月から順次発売すると発表しました。

　同製品は、夏タイヤと比べデザイン面での選択肢が限られるスタッドレスタイヤ市場において、冬でもカスタムやドレスアップを楽しみたいというユーザー向けに、オフロードライクなトレッドパターンを採用しており、左右のサイドウォールには「ホワイトレター」と「ブラックレター・バットレスデザイン」という異なるデザインを施すことで、一本のタイヤで2通りのサイドデザインをユーザーの好みによって選べるというタイヤになっています。

　オフロードライクなブロック形状の専用トレッドパターンは、ポケット状の広い空間の溝を配列することによって雪をつかみながら優れたグリップ性能を発揮し、剛性の高いショルダーブロックは高いトラクション性能に寄与。さらに、専用のプロファイル（タイヤの断面）によってタイヤと地面の接地圧を均一化させることもトラクション性能を向上させ、深雪でも走り切れる能力を持つとのことです。

気になる氷上性能は？

　氷上性能としてはタイヤのトレッド部に使用されるコンパウンドに、剛性の高さと柔軟性を両立した「ナノフィットゴム」を採用することで、タイヤが氷上で踏ん張る力の「エッジ効果」と「接地圧」が高められ、アイスバーン路面のわずかな凹凸にも密着するようになりグリップ力を高められるそうです。

　そのほかにも、トレッドパターンを構成するサイプ（溝）の深さを調整し、ブロックの倒れ込みを抑制することで接地面積を増加させ、タイヤが氷上でも密着するように設計されているとのことです。

　今回発売されるタイヤは16インチサイズのホイールに適合する「LT215/70R16 100/97N」と「185/85R16 105/103L LT」の2サイズ展開で、オープン価格です。