なぜ? 「車検ステッカー」位置変更のワケ 「運転の邪魔になる?」&「貼っちゃイケない意外な部分は?」 自分で貼る時の注意点とは

日本の公道を走行する際には車検に適合していなければいけません。その証明として「車検ステッカー」が存在しますが、2023年7月3日から貼付位置が変更されました。どのような理由があるのでしょうか。

いざ、車検ステッカーを自分で貼ってみた! 「そこは貼っちゃダメ?」 運転時には「邪魔」じゃないの?

 今回、筆者(くるまのニュース編集部)の愛車が7月12日に車検を受けました。

 ディーラーにて車検を行い、車検証と車検ステッカーに関しては後日郵送で送られてくる流れです。

 なお車検証/車検ステッカーが無い状態でも「保安基適合標章(通称:仮車検ステッカー)」を貼っておくことで記載される期間内で有れば公道走行可能となります。

 この仮車検ステッカーには、車検を受けた日から2週間後の日付が記載される他、ナンバープレート情報や車検証の一部内容、そして車検を行った店舗名が記載されています。

 ちなみに今回の仮車検ステッカーは、新たな貼付場所となる運転席の右上側に貼られていました。

 最初はその大きさによる圧迫感が気になりましたが、そのうち慣れてきたこともあり、次第には気にならなくなります。

 そして約1週間後には自宅に車検証と車検ステッカーが郵送されてきます。

 封筒の中身には、車検証と自動車検査証記録事項、車検ステッカー、そして案内状が同封されていました。

 なお2023年1月から車検証は小型化されICタグが貼り付けられています。

車検ステッカーはどこに貼ればいい? 実は避けたほうが良い場所がある! (画像引用:国土交通省)
車検ステッカーはどこに貼ればいい? 実は避けたほうが良い場所がある! (画像引用:国土交通省)

 そして車検ステッカーを自分で貼り付けますが、前述の案内状に「貼付位置の変更」の記載があり、具体的には場所や注意点などが記載されています。

 これによれば前述の運転席の右上ということ以外に上部が着色されたフロントガラスや日差し除けとなるドット部分を避けて貼ることも記載されていました。

 筆者の愛車は、フロントガラス上部が青く着色しているためその部分を避けてAピラー側に貼り付けます。

 心情としては出来る限り隅っこに貼り付けたいものですが、着色を避けるには仕方有りません。

 貼り付ける前は威圧感のあった仮車検ステッカーから小さな車検ステッカーに変わるためそこまで変化がないと考えていましたが、実際には着色を避けて貼ることで絶妙に視界に入る形となりました。

 そして運転してみるとやはりチラチラと視界に入るのが気になります。まっすぐ遠くを見る限りは気になりませんが、視線移動する際、特に右側ドアミラーを見る際にはどうしても気になります。

 とは言え、町内を試運転するなど数十分経てば慣れてくるので、結果として「気になるのは最初だけ」と言えます。

※ ※ ※

 今後、既存のクルマでも車検時には新たな車検ステッカーを貼ることになります。場所によっては車検ステッカーを貼ってから納車されることもありますが、自分でやる場合には注意点などをよく確認してから貼るのが良いでしょう。

【画像】これは「絶対に剥がしちゃダメ!」 凄い意味があるステッカーを写真で見る(37枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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