スズキのスペイン法人であるスズキ・イベリカ（以下、スズキ）は2023年7月21日、同国のトレド県フィンカ・モンテアレグレで開催された「スズキ・ファミリー・デー」にて、世界最大のスズキロゴとなる巨大な「S」を製作し、世界記録を達成したと発表しました。

　スズキ・ファミリー・デーは、その名の通りスズキ車を愛好するオーナーやその家族が集結する、スズキ好きにはたまらないイベント。

　2023年の集いでは167家族、約400人が参加し、スペインでのスズキブランド創立20周年を祝福するとともに、卓越した悪路走破性を誇るスズキ製のSUVを使用したオフロード走行体験ツアーが開催されました。

　用意されたオフロードコースは約600ヘクタールもの広大な敷地を活用し、全長60km以上のトラックに様々な難易度のコースを設定。

　参加者はオフロードコースを、スズキのSUV「Sクロス」と「ビターラ」で駆け抜け、またより難易度の高い障害物コースは「ジムニー」を使用して、本格四輪駆動ならではの悪路走破性を体験しました。

　そして今回のイベントの目玉となる世界最大のスズキロゴの製作には、イベント参加者全員が協力し、クルマや人を繋いだ線で「SUZUKI」という文字を作る様子をドローンを使用して撮影。

　40台の車両と参加者が完璧に配置され、幅70m×高さ70mの完全なロゴと、高さ30mの巨大な“S”マークが航空写真に記録されました。

　なお、この巨大なスズキロゴは従来の世界記録を上回る大きさを成立させることに成功し、新たな世界記録を樹立しています。

　今回の試みについてスズキは以下のように発表しています。

「全員がチームとして一丸となって協力した巨大ロゴの製作は、ブランド側と顧客、そしてクルマとオーナーの一体化を象徴する非常に感動的な瞬間でした。

　そして世界記録の達成に立ち会った多くの人々は、自分のクルマと冒険心、スズキの四輪駆動技術、そして高い信頼性を備えたスズキブランドと深い感情的な絆を築くことが出来ました」