ホンダが作った超レトロな「スーパー軽トラ」登場! スポーツカーの「高回転エンジン」を搭載した激シブモデル「T360」に反響あり!
ホンダは創立75周年を記念し、2023年7月31日まで「Hondaウエルカムプラザ青山」で特別展示を実施しています。展示品の中でも愛嬌のあるフロントマスクで目を惹く1台の軽トラックがSNSで好評を得ているようです。一体どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダ初の市販車は「スーパー軽トラ」だった!
ホンダは創立75周年を記念して、2023年7月31日まで「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京都港区)で、海外市場に向けて展開しているモデルや、過去に販売していたモデルなど、通常では中々お目にかかれないモデルの特別展示を実施しています。
そんな展示の中でも、愛嬌のあるデザインが目を惹く1台の軽トラック「T360」がSNSなどで好評を得ています、これは一体どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダは1948年に創立し、2023年には75周年を記念する長い歴史のある企業です。
元々は自転車用補助エンジンの製造から始まり、やがて汎用エンジンや二輪車、四輪車など次々に新たな製品を開発。
現在では小型ジェット機「ホンダ ジェット」も販売するなど、多様なジャンルを手掛けています。
そんなホンダですが、実は初めて市販した四輪車は前述した、軽トラックのT360でした。
1963年に登場したT360は、ホンダが元々開発していたもののお蔵入りとなったスポーツカーに向けたエンジンがそのまま搭載されることになったため、図らずとも「スーパー軽トラック」として誕生することになりました。
排気量わずか360ccのエンジンは、なんと水冷直列4気筒DOHCという高性能な形式を採用しており、最高出力30馬力を8500rpmで発揮。
当時としては異例の高回転・ハイパワーを誇った反面、商用車として要求される耐久性やメンテナンス性、低回転域でのトルクについては重要視されておらず、扱いにくさから販売台数は振るいませんでした。
まさかの「乗り手の技量を選ぶ軽トラック」というのは、いま思えば面白いクルマですが、発売から4年後の1967年には販売を終了。
反省点を活かした実用的な空冷2気筒OHCエンジンを搭載した後継モデルにバトンタッチするかたちで姿を消しました。
このT360はホンダ初の四輪車という記念碑的な存在であることや、愛らしいデザインからSNSなどでは好評を得ており、「高性能スポーツカー用の4気筒DOHCエンジンを軽トラに搭載って…ホンダらしいな~」「初のDOHCエンジンが軽トラに搭載!?」「50年も前にリッター100馬力を達成していたのか」「そんなホンダが好きです!」などの驚いた声やファンの喜びのコメントが投稿されています。
また、「乗っていましたが、シート下にエンジンがあるので夏は暑いです」「軽トラらしからぬ咆哮と加速が衝撃的」といった、実際に乗った経験のある人からの貴重な意見も。
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今回の特別展示ではホンダT360を始めとして、二輪車や汎用エンジンなど、なかなか目にすることの出来ない貴重な製品を見ることが可能です。
開催期間は2023年7月31日まで。入場料は無料です。
昔の車って小さいから、今の技術で安全性込みで形状を再現して電動カーとしてその辺を走れる程度の目的で販売したら売れると思うんだけど。
光岡自動車さんあたりならやってくれそうな気がしないでもなくない。