ホイールメーカーの「ウェッズ」がバイクのパーツメーカー「ヨシムラ」とタッグ! 3人のレースクイーンも登場した「ヨシムラ ツーリングブレイクタイム」とは
ヨシムラが主催する「ヨシムラ ツーリングブレイクタイム」が新東名高速道路 NEOPASA清水「ぷらっとパーク」で開催されました。
4年ぶりの「ヨシムラ ツーリングブレイクタイム鈴鹿8耐直前スペシャル」
バイクユーザーであれば、その名を知らない人はいないと言っても過言ではないヨシムラ。そのヨシムラが主催するイベント「ヨシムラ ツーリングブレイクタイム」のVol.59「鈴鹿8耐直前スペシャル」が2023年7月8日に新東名高速道路 NEOPASA清水「ぷらっとパーク」で開催されました。イベントでは、ホイールメーカーの「ウェッズ」に関するサプライズ発表もありました。
「ヨシムラ ツーリングブレイクタイム」の「鈴鹿8耐直前スペシャル」は、2019年に開催されて以降、コロナ禍の影響もあって長らく中断しており、今回がおよそ4年ぶりの開催となりました。8月に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」を控え、会場は多くのファンでにぎわいました。
今回は「2輪と4輪のジャンルを超えたレーストーク」として、「TGR TEAM WedsSport BANDOH」の坂東正敬監督を招いてのトークショーや、GT500車両の展示もあると事前にアナウンスされていたため、2輪ファンだけでなく、4輪ファンとおぼしき参加者も多く見られたのが印象的でした。
なお、ヨシムラというと2輪のイメージが強いかもしれませんが、古くはホンダS600をベースとしたレーシングマシンを制作して4輪のレースに参戦したり、初代ロードスターをベースとしたコンプリートカーをリリースしたりしていたほか、ダカールラリーに参戦している日野自動車の車両へパーツを供給するなど、実は4輪とも密接な関係のあるメーカーです。
そんな盛りだくさんのヨシムラ ツーリング ブレイクタイムですが、イベント中に同社の「Yoshimura SERT Motul」のチームディレクターを務める加藤陽平氏からサプライズ発表がありました。
それが「TGR TEAM WedsSport BANDOH」を運営するホイールメーカーの「ウェッズ」が、ヨシムラジャパンのロードレース活動のスポンサーに就任したというニュースで、会場にはウェッズの社長である石田純一氏も駆けつけました。
数多くの有名ホイールを世に送り出し、モータースポーツにも積極的に参戦しているウェッズとのタッグは、まさに”2輪と4輪との懸け橋”となることが期待されます。イベント中には、今後も両社のコラボレーションが進んでいくことを示唆するコメントもあったため、現在は4輪のホイールのみを手掛けているウェッズが2輪用のホイールに進出する…ということもあり得る話かもしれません。
このようにイベント開幕早々のサプライズ発表があったヨシムラ ツーリング ブレイクタイムですが、会場には他のスポンサーのブースが多く立ち並んだほか、SUPER GT参戦マシンの 「WedsSport ADVAN RC F」や鈴鹿8耐(鈴鹿8時間耐久ロードレース)参戦マシンの「スズキ GSX-R1000R レーサー」を展示。
さらに2023 DENSOレースクイーンの山本ゆうさんと、2023 WedsSport Racing Galsの南真琴さん、日南まみさんも登場し、イベントに華を添えていました。
新たにウェッズをスポンサーに加えたYoshimura SERT Motulが参戦する鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会は2023年8月4日(金)~6日(日)の日程で鈴鹿サーキットを舞台に開催が予定されているので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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