トヨタの米国法人は2023年7月6日（現地時間）、新型「ランドクルーザープラド」と思われるティザー画像を公開しました。
　
　デビューから14年が経過し、フルモデルチェンジの噂も絶えないランドクルーザープラドに対し、多くのユーザーが期待を寄せていますが、具体的にはどのような点が気になっているのでしょうか。

　トヨタの海外法人では、ここ最近相次いで新型の四輪駆動車登場を示唆する発表を行っています。

　トヨタの欧州法人は2023年6月13日、公式サイト上で歴代「ランドクルーザー」のエンブレムが次々と再生されるGIF画像を公開。

　さらに「次の冒険の準備はできていますか？」というメッセージを掲載しました。

　欧州では、ランドクルーザープラドをランドクルーザーの名前で販売していることから、これが次期型登場を示唆する先行情報ではないかと話題を呼びました。

　そして7月6日、トヨタの米国法人が、新型車のシルエットをティザー画像として公開。

　左には古いランドクルーザーと思われる四輪駆動車が置かれ新型車と向かい合っていることから、シリーズが脈々と受け継ぐ長い歴史の重さを強調した格好です。

　公式ウェブサイトには「Legend Reborn（伝説の復活）：All-New Toyota Rugged SUV is on the Horizon（全く新しいトヨタの頑丈なSUVが地平線の上にある）」のメッセージを掲出され、新型SUVの発表が間近であることを暗に示しています。

　くるまのニュース編集部では2023年6月末、SNSを通じてアンケート調査を実施。

　登場が間近と噂される新型ランドクルーザープラドに対し、どのような点を期待しているのかなどについて質問しました。

「まもなく登場するかもしれないトヨタ次期型『ランドクルーザープラド／250』を欲しいと思いますか」という問いに対して、およそ7割のユーザーが「欲しい」と回答。

　その理由について「都市型のSUVが増える中、本格的なクロスカントリー型四駆は珍しいから」「現行型に乗っていてまた乗ってみたいと感じたから」「悪路に強そう」といった意見が寄せられました。

　新型の詳しい情報はまったく明らかにされていないものの、これまでの実績から新型も悪路走破性能を最重視した本格四輪駆動車として、同様の仕上がりであって欲しいと期待されていることがわかります。

　また「現行が古く、ランドクルーザーでは大きすぎて妻が運転出来ないと言い却下されたから」「14年も経過していると内外装はひと昔まえの流行に則ったデザインに思え、いかんせん古く感じられるため」といったコメントも。

　現行ランドクルーザープラドが2009年に登場し、先進運転支援機能の追加などたび重なる改良を経てはいるものの、さすがにデザインをはじめとする基本設計の古さは否めないのかもしれません。

　14年ぶりのフルモデルチェンジとなれば、やはり最新のトヨタ車のデザイン要素を取り入れたものを期待したいユーザーの心理も理解できます。

　その一方で、「欲しくない」と回答する人もおり、「値段的に無理」「値段による」といった、価格に関してネックに感じている人が一定数いるようです。

　近年の新型車は、環境性能の対応や先進運転支援システムなど、進化が求められる要素が増えており、結果として従来よりも高価格になる傾向があります。

　そのような状況のなかで、新型ランドクルーザープラドの販売価格がどこまで抑えられるのかについては、特にユーザーの関心が高い部分といえるでしょう。

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　海外で新型ランドクルーザープラドの登場を示唆する情報が公開されているなか、正式な発売時期などはまだ明らかにされていません。

　今後トヨタから発表されるであろう新型情報から目が離せません。