マツダ主力コンパクトに「豪華オシャレ内装」アリ! 210万円台のベージュ&イエロー内装がイイ! 「MAZDA2」特別仕様車の特徴は?
マツダの主力コンパクトカー「MAZDA2」にはオシャレな内装を特徴とする特別仕様車「Sunlit Citrus」が設定されています。どのような点が特徴なのでしょうか。
上質内装のライバル車とは違った「カジュアルさ」を持つ
近年のコンパクトカーは、質感の高いインテリアやメッキ加飾を用いるなど、内外装にこだわりを持つモデルも徐々に増えてきています。
そのなかで、マツダの主力コンパクト「MAZDA2」にもオシャレで個性的なインテリアを持つ特別仕様車がラインナップされています。
MAZDA2は2014年に登場。当初は4代目「デミオ」として販売され、2019年の改良時に現在の車名へ変更されています。
デザインは「CX-5」から採用されたデザインテーマである魂動デザインを用いたほか、プラットフォームやパワートレインなどに走行性能を高める「SKYACTIV」テクノロジーを採用しました。
現在販売中のモデルは2023年1月に改良を実施したモデルで、エクステリアの刷新や内外装のカラーバリエーションを豊富に選べるようなコーディネートとしています。
また、パワートレインは1.5リッターのガソリン車に加え、国産の同クラスでは唯一のディーゼル車を用意し、駆動方式もFF(前輪駆動)と4WDを選べるほか、一部グレードでは標準の6速ATに加え、6速MTも用意しています。
2022年度の販売台数ランキングでは、マツダ全体ではCX-5に次ぐ2位につけ、2万7250台を販売。マツダの屋台骨を支える主力車種となっています。
そんなMAZDA2のラインナップのなかでも、2021年6月の改良から設定された特別仕様車「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」は、質感が高く明るいカラーコーディネートのインテリアが特徴です。
サンリット シトラスのテーマは「いつもの運転が前向きな楽しい気持ちになれるクルマ」。インテリアは「燦々と輝く太陽の下での南方への旅をイメージした室内空間を表現した」と言います。
シートやダッシュボード、ドアトリムにはグレージュ色のスエード調人工皮革素材「グランリュクス」を用い、明るくポップなシトラス色をシート中央部やインパネ加飾に差し色として加えることで、オシャレさと上質感を高めています。
2023年の改良ではさらに装備を充実させ、本革巻きのステアリング、シフトノブ、サイドブレーキレバーやパワーシート、ステアリングヒーター、SBS(スマート ブレーキ サポート)、MRCC(マツダ レーダー クルーズ コントロール)、LAS(レーンキープ アシスト システム)を標準装備化されています。
サンリット シトラスの価格(消費税込)は210万1000円からの設定です。
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近年のコンパクトカーでは、日産「ノート オーラ」やホンダ「フィット」の「LUXE(リュクス)」グレードなど、コンパクトカーながら上級車種顔負けの豪華な内装を持つクルマも徐々に増えつつあります。
価格はいずれもコンパクトカーとしてやや高めな設定ながら、子育てを終え、大きなボディサイズを必要とせず、質の良いクルマを求める層や、上級セダンからの乗り換え需要なども取り入れ、各車とも一定数のシェアを獲得しています。
サンリット シトラスはこれらの上級コンパクトカーと共通する質感高い内装が特徴ですが、ほかとは違ったオシャレさを持つことが特徴で、単に豪華さだけでなくカジュアルな要素も欲しいという人にはちょうど良いバランスを持った選択肢なのかもしれません。
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