トヨタの“コンパクトミニバン”「シエンタ」なぜ人気? “使って”わかった5つの“メリット”とは
大人気ミニバン、トヨタ「シエンタ」の現行モデルは、2022年に登場した3代目ですが、2022年10月には登録車(SUV・軽を除く)月間販売台数で日産ノートを抜いてトップを獲得するなど、好調な売れ行きを続けています。人気の秘密はどこにあるのでしょうか、実際に使ってみて考察しました。
人気のシエンタ…弱点はある?
さて、こうしてシエンタの人気の秘密を探ってみましたが、もちろん弱点もあります。

それは3列目シートに乗り込む際に、いちいち2列目シート中央席のヘッドレストを外す手間があること。これはシートアレンジの際にも同様なので、頻繁に3列目シートを使う人ならそのうちに「面倒くさい」となって、ヘッドレストを外しっぱなしにして乗ってしまうのではないかと心配になります。2列目中央席に誰も座らなければいいのですが、ここは改善してほしいところです。
また、5人乗りでも7人乗りでも自転車を積むことができますが、車中泊をする予定があるならば、7人乗りモデルはラゲッジの段差が大きめになってしまうので、5人乗りモデルがオススメです。
ということで、コンパクトボディなのに両側スライドドアで3列シートまで選べて、おまけにハイブリッドで低燃費。そんな、世界中どこを探しても見当たらないようなシエンタは、売れるべくして売れている渾身の1台と言えそうです。







































