トヨタの“コンパクトミニバン”「シエンタ」なぜ人気? “使って”わかった5つの“メリット”とは
人気のシエンタ…弱点はある?
さて、こうしてシエンタの人気の秘密を探ってみましたが、もちろん弱点もあります。
それは3列目シートに乗り込む際に、いちいち2列目シート中央席のヘッドレストを外す手間があること。これはシートアレンジの際にも同様なので、頻繁に3列目シートを使う人ならそのうちに「面倒くさい」となって、ヘッドレストを外しっぱなしにして乗ってしまうのではないかと心配になります。2列目中央席に誰も座らなければいいのですが、ここは改善してほしいところです。
また、5人乗りでも7人乗りでも自転車を積むことができますが、車中泊をする予定があるならば、7人乗りモデルはラゲッジの段差が大きめになってしまうので、5人乗りモデルがオススメです。
ということで、コンパクトボディなのに両側スライドドアで3列シートまで選べて、おまけにハイブリッドで低燃費。そんな、世界中どこを探しても見当たらないようなシエンタは、売れるべくして売れている渾身の1台と言えそうです。
内装は、初期のシエンタの方が、小物収納ボックスが多彩にありました、特にヘッド部にある大きな扉付きのスペースは、女性家族向きにピッタリと感心しましたが…まだまだカングーの家族向けの便利さには、届いてないようです。ハイブリッドでも
実燃費も良くは無いですね。
シエンタハイブリッドは恐ろしいほど燃費が良いです。
始動直後、エンジンが温まるまではガソリン車並の燃費ですが、数キロ走ったあたりからグングン数字が上がり、カタログ燃費を超えることも良くあります。
バッテリーを意識した低燃費走行をしたら、リッターあたり38kmを叩き出しました!