え…超軽量じゃん! 280万円の「乗れない…謎クルマ」が凄い! 「何度見てもCGにしか見えない」 反響多数のワイヤーフレームカーとは

2023年6月、Twitter上で「まるでCGのようなクルマ」が投稿され、話題となっています。どのような反響があったのでしょうか。

CGのようなクルマの反響は?

 Twitter上でとある投稿が話題を集めています。
 
 それは、駐車場に白いペンで書いたCGのようなクルマが停まっている画像ですが、どのような反響があったのでしょうか。

もはやCGにしか見えない「ワイヤーフレームカー」 こちらはトヨタホームに展示されたモデル(画像提供:山口製作所)
もはやCGにしか見えない「ワイヤーフレームカー」 こちらはトヨタホームに展示されたモデル(画像提供:山口製作所)

 このCGのようなクルマは、ワイヤーで出来た「ワイヤーフレームカー」というもので、投稿されて話題となったのは埼玉県吉川市にある山口製作所が製作したホンダ「シビックタイプR」です。

 板金系や店舗什器、イベントステージの骨組みなど、多岐にわたる製作を手がける山口製作所ですが、ワイヤーフレームカーの製作経緯について、山口製作所で専務を務める山口氏は次のように話します。

「ワイヤーフレームカーを最初に作ったのは10年前になります。

 10年前にトヨタ『カローラ』のワイヤーフレームカーを、展示会の際に本物のクルマと同時に展示したいとのことでオーダーがあったことがきっかけです」

 今回、Twitterで大きな話題を集めたワイヤーフレームカーですが、どのような反響があったのでしょうか。

「埼玉県新座市のお客様の駐車場に置いてあるものが今回反響を呼びました。

 ホンダ『シビックタイプR』のワイヤーフレームカーが多くの注目を集めました。

 この反響もあり、ワイヤー系の仕事の依頼が多数来ています。

 最近は、某都道府県のゆるキャラのワイヤーを作ってほしいというオーダーやほかの法人のお客様から『どれだけの精度で作れるのか』という問い合わせがありました。

 ほかにも、『ワイヤーフレームカーのレンタルをしたい』、『ワイヤーで世の中に存在しないクルマを作ってほしい』など、毎日のように多数のオーダーや問い合わせがあります。
 
 少し変わったオーダーをいただくことも多いですが、毎回お客様に喜んでいただけるので可能な限り依頼にお答えして製作にかかります」

※ ※ ※

 また、ワイヤーフレームカーの製作費については「1台作るのに、複数人で取りかかり丸々1か月ほどかかってしまうため、費用は280万円程度になります」と話します。

 今回のTwitter投稿のよう置いてあるだけでその印象は絶大なワイヤーフレームカー、今後も様々な場所で見かけることが増えるかもしれません。

【画像】えっ…? なにこれ? カッコいい! CGみたい「謎のクルマ」を見る!(14枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー