カギの開閉だけじゃない!? 車の「スマートキー」でできる「めちゃ便利」な機能とは

スマートキーには、カギ以外にも様々な機能が付与されている場合があります。隠れたスマート機能を紹介します。

面倒で忘れがちな操作を代わりにやってくれる機能も

 マツダ「CX-60」などには「エリア離脱式オートロック機能」が備わります。

 スマートキーを持ったまま、タッチセンサーの作動エリアから出ると自動的にドアロックされる機能です。

 荷物を持っていてドアロックができない場合や、ドアロック忘れがなくなる便利機能です。

ほかにもレクサスの高級SUV「LX600」のスマートキーには盗難防止対策の「指紋認証」機能も備わります
ほかにもレクサスの高級SUV「LX600」のスマートキーには盗難防止対策の「指紋認証」機能も備わります

 スズキ「ソリオ」などでは「タイマーロック機能」もあります。

 スマートキーのボタンでアンロックした後に、約30秒以内にドアを開けなかった場合は自動的にドアロックされる機能です。

 誤ってアンロックしてしまった際の盗難防止として安心な機能です。

 ミニバンで便利な「スライドドア開閉機能」は、トヨタ「ノア」など多くのモデルのスマートキーに用意されています。

 スマートキーのスライドドアボタンを押すことで、スライドドアの開閉を遠隔で操作できます。

 例えば、自分より前を歩く同乗者のために先にドアを開けてあげる場合や、同乗者がスライドドアの閉め方を知らなかった場合など、リモコンでスライドドアを開閉することができると便利です。

 ホンダ「ヴェゼル」などが備える「パワーウインドウの開閉機能」も便利です。

 スマートキーのロックボタンを長押しすると、開いている窓は閉まり、アンロックボタンを長押しすると窓が開きます。

 例えばクルマから降りた際に、同乗者が閉め忘れた窓を閉めたい場合や、夏場の暑い車内に乗り込む前にも有効な機能といえます。

 ホンダ「ZR-V」などに備わるのが「メモリーシート機能」です。

 スマートキーでアンロックして、パワーモードをアクセサリーモードにすると、キーごとに記憶されたシート位置に自動調整されます。

 複数名で利用しているクルマの場合、自分のシートポジションにわざわざ毎回合わせる必要がなくなる便利機能です。

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