トヨタの「快速ハッチバック」は何が人気? 燃費良すぎな「アクア」の現状はいかに?
2022年11月にはマイナーチェンジがされたトヨタ「アクア」ですが、直近の動向はどうなのでしょうか。
トヨタの人気ハッチバック「アクア」とは
トヨタ「アクア」はコンパクトなハイブリッドカーとして、高い人気を誇るモデルです。
最近では2022年11月にはマイナーチェンジがされましたが、現状はどのような動向なのでしょうか。
初代アクアは2011年12月に誕生しました。
ハイブリッド専用車として1.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリットシステムを搭載しており、爽快な加速や滑らかな走行性を特徴としています。
また、アクアという名前は英語・ラテン語の「水」が由来となり、ハイブリッドにも通じる「透明感のあるクリーン」なイメージと、「誰もが必要/大切にする」イメージを連想する水の意味から命名したといいます。
その由来の通り、低燃費による環境に配慮した走りを魅力とし、幅広い層から必要とされるモデルです。
現在は2021年にフルモデルチェンジした2代目となるモデルが発売されています。
「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」をキャッチフレーズにし、電池をバイポーラ型ニッケル水素電池に変えてバッテリー出力が2倍になり、快感ペダルを採用し回生制動による減速を可能としました。
また先代からのウリでもある低燃費性はカタログ数値(WLTCモード)で29.3km/Lから35.8km/Lとトップレベルを誇っています。
グレードは「B」「X」「G」「Z」の4タイプが用意される他、2022年11月には一部改良のタイミングで「GR SPORT」がラインナップに加わりました。
GR SPORTでは、剛性アップパーツ、専用サスペンションなど走りにこだわった専用装備が備えています。
そんな様々な特徴を持つアクアの現状について、首都圏内の販売店担当者は次のように話します。
「アクアは人気のクルマです。
若年層から高齢層まで幅広い層からオーダーがよく入ります。
また、コンパクトで低燃費であるアクアは個人、法人どちらからも需要があります」
また、コンパクトなハイブリッドカーとしてはトヨタ「ヤリス」も存在しますが、それぞれについて、前出の担当者は次のように話します。
「アクアとヤリスの人気は半々くらいといった印象です。
アクアはヤリスより車体が大きく、後席や荷室も広いため、『ゆったりと使いたい』『使い勝手が重要』という人は基本的にアクアを買います。
一方、デザインではヤリスのほうが人気です。
また、ヤリスはガソリン車も用意されているため、ハイブリッドまではいらないという人はヤリスを買う傾向にあります」
また、同じハイブリッド専用車となる「プリウス」との違いについて別の販売店担当者は次のように話します。
「同じハイブリッド専用車でも、ボディサイズや価格が違い、両車を比較検討する人はあまりいないといった印象です。
しかし、『プリウスに乗っていたけどもっとコンパクトなクルマがいい』という人がアクアに乗り換えるケースが多いです。
特に先々代プリウスから乗り換える人が多く、内装の質感が似ているアクアが選ばれるといった印象です」
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コンパクトなハイブリッドカーとして多くのユーザーの生活に根付いているアクアですが、幅広いユーザーから支持されているようです。
中身のない記事であった。