6速MTで320馬力! ホンダが「爆速インテグラ」タイプSを米で発売 最強仕様登場でSNSの反響は

北米ホンダの高級ブランドであるアキュラが、歴代インテグラで最もパワフルという新型「インテグラ タイプS」を発売しました。SNSではどのような反応があったのでしょうか。

歴代で最もパワフルなインテグラが登場

 北米ホンダが展開する高級ブランドのアキュラが2023年6月19日(現地時間)、新型「インテグラ タイプS」を発売しました。
 
 歴代のインテグラで最もパワフルという今回の新型モデルに、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

アキュラ「インテグラ タイプS」
アキュラ「インテグラ タイプS」

 インテグラは1985年に初代がデビューし、北米には翌1986年のアキュラブランド立ち上げとともに導入されました。

 ボディタイプはこれまでセダン・クーペ・ハッチバックをラインナップしたほか、スポーツモデルの「インテグラ タイプR」は現在も中古車市場で人気を維持しています。現行モデルは2022年3月に登場した5代目で、5ドアボディのハッチバックです。

 一方、今回登場した新型インテグラ タイプSは、スポーティモデルに位置付けられます。

 外観は、タイプS専用で大型のダイヤモンドペンタゴングリルやロアグリル、エアインテーク付きアルミボンネットを採用することで、アグレッシブなフロントマスクに進化。

 また、初の大型センター出し3本マフラーを採用したほか、グロスブラックのディフューザーとトランクリッドスポイラーを採用することで、ダウンフォースを強化しました。

 ワイドフェンダーを装備しており、標準のインテグラよりもワイドボディ化(+2.8インチ)とワイドトレッド化を実現。路面追従性と高速安定性を向上させています。

 内装は、コーナリング中も体をしっかりとホールドする専用フロントスポーツシートを装備。ステアリングと専用シフトノブは、カラーステッチや「タイプS」ロゴ、パーフォレーション(穴あけ)加工が施され、ダークアルマイト処理とレッドシフトパターンでプレミアム性を高めています。

 パワートレインは、インテグラ史上最もパワフルな2リッター直列4気筒「K20C」型ターボエンジンとショートストロークの6速MTを組み合わせ、最高出力320PS・最大トルク422Nmを発揮。駆動方式はFFです。

 高回転型のチューニングが施されたエンジンは、スロットルレスポンスを高めるようセッティングされており、クラス最高のパフォーマンスを誇るといいます。

 このようなインテグラ タイプSに対し、SNSでは「イケメンすぎる」「インテグラかっこいいやん」「意味わからんくらいかっこいいやんけ」などの肯定的な意見とともに「なんだこの没個性なアメ車感は…」といった否定的な見方も。

 また、販売地域が北米であることから、「カッコ良すぎる。日本でも売ってくれー」「これ日本で売ってくれヨォ」「輸入販売してほしい」「この反応次第ではインテグラくるかも…?」など、日本での発売を期待する声も多く見られました。

 北米での新型インテグラ タイプSの価格は5万800ドル(約720万円)です。

 ホンダはこのタイプSについて「残念ながら国内における発売の予定はありません」と日本での展開を否定していますが、一方で東京のホンダウエルカムプラザ青山では、インテグラのAスペックとともに実車を展示しています。

「2023 北米カー・オブ・ザ・イヤー」の受賞記念によるものといい、7月3日まで公開される予定です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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