長崎・佐世保の県道「板山トンネル」8月開通 世知原・松浦への最短ルートが改善
長崎県道151号佐世保世知原線の板山工区が、2023年8月に開通します。
「知見寺越え」が楽に
長崎県は2023年6月15日、県道151号佐世保世知原(せちばる)線の板山工区が8月19日15時に開通すると発表しました。
県道151号は、佐世保市内の田原町と世知原町槍巻を結ぶ長さ10km弱の路線です。佐世保市中心部から旧世知原町中心部や、さらにその北の松浦市方面へ向かう際の最短ルートになっています。
板山工区は、このうち佐世保~世知原間の通称「知見寺越え」と呼ばれる峠道に造られるバイパスです。
現道は、急勾配・急カーブが続く約4kmの細い山道ですが、バイパスは延長2km・全幅7m(2車線)・全長1602mの板山トンネルで通過します。
これにより距離にして約1.8km、時間は約3分短縮されるといいます。
なお、開通する8月19日の午前には開通式も開かれますが、県は「当日は、大変混雑することが予想されるため、一般の方は供用開始の15時以降にお越しください」としています。
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